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東京市場(10/27) 自律反発

本日の日経平均は反発。前日の先物での仕掛け売りを交えた大幅安の反動に加えて、NY市場での長期金利低下を好感して買い優勢で寄り付くと、NY株先物の反発も追い風に前引け際には31,081円(+485)まで上昇。引けにかけては戻り売りに上値を押さえられ、節目の31,000円を挟んで売り買いが交錯。東証主力株はほぼ全面高。


中小型株は 4972 綜研化学、2338 クオンタム、3189 ANAP、5010 日本精蝋、6356 日本ギア工、2936 ベースフード、4068 ベイシス、3498 霞が関キャピタル、6525 KOKUSAI、7148 FPGなどに短期資金が流入。




日経平均 30,991円 +389、Topix 2,254 +30
日経先物(12月限)31,040円、為替 150.16円/ドル
NYダウ先物 32,990ドル +114


■ 後記 : 今週の展望(10/22)にて「米長期金利の騰勢や中東情勢の不透明感に対する警戒感に加えて、売り優勢に転じているテクニカルがネックとなる軟調地合いが本線。定レンジ30,700-31,600円」と予想した今週の日経平均は、30,500円台後半から31,400円台半ばを往来した末に31,000円水準で取引を終了。


来週は日米中銀会合、月末月初の米重要マクロ指標などを睨みながらの展開となりますが、直近の乱高下が“潮目の変化”を予兆しているだけに、更なる下押し同様に反騰トレンド入りへの備えも整えてマーケットに臨んでください。

■ 午後の戦略 : 再・リバウンド初期の作法

前場の日経平均は急反発。前日の先物での仕掛け売りを交えた大幅安の反動により買い優勢で寄り付くと、NY株先物の反発も追い風に11時過ぎには上げ幅を400円超に拡大し、31,000円台を回復。東証主力株はほぼ全面高。


中小型株は 5852 アーレスティ、5727 東邦チタニウム、3498 霞が関キャピタル、2936 ベースフード、6173 アクアライン、4972 綜研化学、5010 日本精蝋などに短期資金が流入。連日の連鎖的投げ売りを踏まえれば、戻りは緩慢な印象。


□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 先物需給


節目や5日線を意識した31,000円付近での持ち合いが本線。個別に関しては「日経反落時の売り直し」に要注意。


■ 午後の戦略 : 再・リバウンド初期の作法


全体戦略としては、暴落直後のリバウンド局面での作法 = ストレス玉の戻り売りを中心視。もっとも、底堅く推移していた軽ストレス銘柄ほど堅調、下値切り下げ型の強ストレス銘柄ほど戻りの鈍い構図となっており、後者については売りにくい環境かと思いますが・・・、日経反発に経緯を払って一部売却 → 日経再急落時の日経レバ or 好トレンド銘柄への乗り換えに備えてください。


★ 1570 日経レバ : 17,600円台(10/24)での買い増し後、直近レンジ内での上下は肩の力を抜いて静観。


△ 3678 メディアドゥ : 今週半ばでの利確完了後も、押し目買いスイング狙いで継続注視。

★ 本日の戦略 : ストレス玉は日経レバへ乗り換え!


昨日のNY株式市場は続落。ECB理事会における政策金利の据え置き、米7-9月期(前期比年率+4.9%、市場予想+2.1%)が示した景気改善、注目の9月個人消費支出物価指標=PCEデフレータ(7-9月期コア指数は前期比年率+2.4%、4-6月期+3.7%)が示したインフレ減速示唆、テクニカル要因(節目の33,000ドルを意識した買戻し)などを背景に強含みでスタート。米長期金利の急低下も支えに10時ごろに33,105ドル(+69)まで上昇した後、引けにかけてはリスク回避売りが優勢となり、一日の安値圏で取引を終了。


ナスダックは大幅続落。GAFAMを中心にテスラ、半導体セクターが指数安を主導。


引け後の決算は、インテルが時間外で買われている一方、アマゾンは発表直後に買い戻されたものの、6:00現在は前日比水準まで軟化中。


NYダウ 32,784ドル -251
ナスダック 12,595 -225
米10年債利回り 4.846% -0.106
為替 150.41円/ドル
NY原油 83.21 -2.18
日経先物 30,530円 -60




□ 本日の展望 : 弱含み ± 売り方動向


30,500円台でNYタイムの取引を終えた日経先物なりの続落スタート後、引けにかけては売り方の買い戻しとリスク回避売りが交錯する不安定な推移へ。※ 昨夕時点で目先のリバウンド要因とした「先物への短期筋の売り攻勢の反動」に関しては、日経先物がNYタイムで30,800円台まで反発しているだけに、過度の期待はNG。


★ 本日の戦略 : ストレス玉は日経レバへ乗り換え!


日経先物に底打ち気配は限定的。NYタイム後半の「真新しい弱材料が見当たらない中での需給主導の売り直し」も踏まえれば、11月上旬に向けて「30,000円の攻防は不可避」の慎重スタンスでマーケットに対峙したい一方、「31,000円以下は下方オーバーシュート」を念頭に置いた仕込みも丁寧に。


よって、本日も3割前後の余力維持、手仕舞い条件の徹底によるリスク管理はそのままに、継続予定銘柄の買い条件内は丁寧に買い下がるスタンスで臨んでください。ストレス玉は段階的にポジションを縮小 → タイミング分散も意識しながら★ 日経レバ(1570)へ乗り換え。


★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。新規買い対象を3銘柄に絞っている経緯から、手仕舞い条件を終値基準としていますので、ザラ場中(特に前場中)に地合いなりに売り込まれる場面があれば、お気持ちの許す範囲での買い増しをご検討ください。


【ウォッチ銘柄】


△ 6659 メディアリンクス、4832 JFEシステムズ、7148 FPG
昨日引け後の決算に絡め、東邦チタニウム(5727)などとともに割り切り対象でケア。