■　今週の展望 ： 調整トレンド入り ± 先物需給

先週末ＮＹタイムの日経先物は終値38,790円。前日比720円もの暴落に。よって、今週は急落スタート後、週末にかけても市場マインドとテクニカルの軟化、来週の日米中銀会合を見極めたいとの‘建て前’が支配的な弱気優位の趨勢が本命視されます。

もっとも、日経先物のリード役であるドル円が150円台から2月安値水準の146円台まで下落にしたことで下値余地が縮小 → 38,500円付近では底堅い推移が予想されます。短期的な上値に関しては39,500円付近から3月SQ値（39,863円）が強めの抵抗帯。

リスクシナリオとしては、先週木曜にお伝えした「2月上旬からの上昇トレンド終了」 → 3月期末特有の益出し売りの加速 → 38,000円割れをケア。

中小型株に関してはマネーゲームの反動による「日経－アルファ」、弱材料が見当たらない中での連鎖的投げ売りに要警戒。