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東京市場(4/17) リスク回避 + 仕掛け売り

本日の日経平均は続落。先週の米3月消費者物価以降の「インフレ長期化・FRBの利下げ先送り懸念」を主要因とする日米株安トレンドに加えて、中東情勢への警戒感、直近のテクニカルと市場マインドの悪化などを重石に9時半過ぎに38,160円(-310)まで軟化。先物での売り方の買戻し主導で昼過ぎに38,500円付近まで切り返す場面もあったものの、引けにかけては伸びを欠き、38,400円を挟んだ持ち合いに移行。東証主力株は海運・半導体の一角が買われた他が売り優勢。


日経平均 38,340円 -130、Topix 2,680 -16
日経先物 39,360円、為替 154.62円/ドル
NYダウ先物 38,126ドル +80


日経平均のテクニカルは、38,800円に続く厚めの下値抵抗帯とした「38,200-38,000円」にて一定の底堅さを示す動き。ただし、現状での底打ち気配は限定的なため、5日線付近での戻り売り、38,000円割れに際しての37,500円付近までの下押しに要警戒。※ 年初から3月高値(40,888円)までの上昇幅7424円のフィボナッチ(0・382)押しは38,053円。よって、38,000円までは中長期的には「良識的なテクニカル調整の範疇」と判断。



中小型株は 6315 TOWA、6266 タツモなど半導体関連、決算絡みの 7725 インターアクション、7388 FPパートナー、データセンター関連の9360 鈴与シンワート、3648 AGSなどの他、3921 ネオジャパン、6573 アジャイル、3987 エコモット、4179 ジーネクスト、7426 山大、2656 ベクターなどに短期資金が流入。東証スタンダード・グロース指数とも「下落トレンド継続」優位の形状。



【ウォッチ&銘柄】


△▼ 3153 八洲電機
24年3月期営業益予想を37億円から38.5億円に上方修正。2220 亀田製菓、4563 アンジェスなどとともに割り切り対象で軽めにケア。


★ 7180 九州FG
地合いなりの更なる下押しに注意しつつも、3月のりそなHD(8308)同様に日銀会合前の調整局面は腰を据えて臨むのが正攻法。



■ 後記 : 今晩のNY市場は、直近の7連陰線が示唆する売り方主導の不安定な推移が本線。想定レンジは37,500-38,000ドル。前日終値37,798ドル。午後のベージュブック(地区連銀経済報告)、トラベラーズなどの決算が需給に与える影響は軽微とみていますが、中東情勢の混乱やFRB要人発言に絡めた下振れには要注意。
明日の日本市場は、直近2日で1,200円強の下落によるリバウンドが期待されるものの、38,000円台半ばでは上値を重くする一方、今晩のNY次第ではパニック的に37,000円台半ばまで売り込まれるシーンも念頭に。


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