おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は続伸。コンセンサスを上回った2月住宅着工件数を好感して買い優勢で寄り付くと、11時台に節目の39,000円をブレイクすると、一日の高値圏で取引を終了。個別ではアマゾン、アップル、マイクロソフト、セールスフォースなどハイテク関連が指数高を牽引。ナスダックも続伸。

ＮＹダウ　39,110ドル　＋320
ナスダック　16,166　＋63
米10年債利回り　4.301％　－0.033
為替　150.88円/ドル
日経先物　39,830円　＋230

□　明日の展望 ： 買い方優位 ± ＦＯＣＭ

今晩のＮＹ市場は、ＦＯＭＣの結果とパウエルＦＲＢ議長の会見内容に絡めたやや波乱含みの推移が本線。メインシナリオは、利下げ見送り・年3回の利下げに含みを残す結果 → イベント通過による安心感・2月後半からの持ち合いによるテクニカル調整を背景とする騰勢アップ → 　ザラ場中の過去最高値（39,282ドル）更新。リスクシナリオとしては、利下げ期待を後退させるようなタカ派な内容で決着した場合の38,800ドル割れをケア。

明日の日本市場は、（昨日のＮＹタイムでの日経先物高を踏まえ）40,000－40,400円レンジの堅調地合いをベースに、今晩のＦＯＭＣ後のＮＹ株・ドル円動向を加減した展開へ。