おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は大幅続落。翌日のパウエルＦＲＢ議長の議会証言や週末の2月雇用統計を前にした利確バイアスに加えて、市場予想を下回った2月ＩＳＭ非製造業景気指数、ｉＰｈｏｎｅの中国販売が大幅に減少したアップル株安などを重石に売りが先行。15時台に38,457ドル（－532）まで下落すると、引けにかけては下げ幅を縮小。ナスダックも急落。エヌビディアを除く主要銘柄が全面安に。

ＮＹダウ　38,496ドル　－493
ナスダック　15,904　－302
米10年債利回り　4.131％　－0.088
為替　149.91円/ドル
日経先物　39,750円　－380

■　本日の展望 ： 利確賛成ムード ± 先物需給

ＮＹタイムの取引を39,700円台で終えた日経先物なりの軟調スタート後、引けにかけても米リスクイベント（今晩のパウエルＦＲＢ議長の議会証言、明日のＥＣＢ理事会、週末の米雇用統計など）を意識した様子見色の強い展開が予想されます。想定レンジは39,650－39,950円。

「メジャーＳＱ週の水曜日」は先物主導で相場が荒れやすいため、39,000円台半ばまでの下振れにも要注意。

★　本日の戦略 ： 退路を確認しながら押し目買い！

久しぶりにＮＹタイムに“異変”が生じていますので、リスク管理手法を再確認。

今晩のパウエルＦＲＢ議長の議会証言に絡めた一段安も念頭に、ストレス玉や弱テクニカル銘柄の縮小による「大引け時点での2,3割の余力確保」を優先しつつ、個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底...を着実に。

その上で、現在の旺盛な買い需要を踏まえれば全体相場が大崩れする可能性は小さいため、好トレンド銘柄の押し目買いスタンスを邁進。

ポジショニングは、従来通り（Ａ）地合い良化対策、（Ｂ）割安・高配当、（Ｃ）テーマ性・流動性高めの好トレンド銘柄の３タイプの分散を意識。※　即転狙いに固執した急落銘柄のリバウンド狙いはほどほどに。

直近で５割程度まで利確を進めてきた★日経レバ（1570） 、★りそなＨＤ（8308）は、予定通りターゲットプライスまでの押し目買い直しへ。☆ スポット２銘柄も従来戦略を踏襲。

では　本日もよろしくお願いします。