前場の日経平均は続落。ＮＹタイムの利確ラッシュを重石に寄り付き直後に39,769円（－328）まで下落した後、押し目買いが下支えとなって11時現在は40,000円付近でしっかりと推移中。

もっとも、東証主力株はＴＯＰＩＸが小幅に上昇しているように買いが優勢。先物安に呼応して値がさハイテク株が売られる構図。

中小型株は　4662　フォーカスシステムズ、9627　アイン、7003　三井Ｅ＆Ｓ、6966　三井ハイテック、6908　イリソ電子、8848　レオパレス、1514　住石ＨＤ、3744　サイオス、9978　文教堂、3858　ユビキタス、5955　ヤマシナ、3856　Abalance、4736　日本ラッド、2345　クシム、5595　ＱＰＳ研究所、5586　Ｌａｂｏｒｏ、4425　Ｋｕｄａｎ、4431　スマレジ、4418　ＪＤＳＣなどに短期資金が流入。

□　午後の展望 ： 売り優勢も底堅く

日経先物での利確賛成ムードを重石とする39,800－40,150円レンジの推移が本線。「メジャーＳＱ週の火曜午後」に散見される突発的下押し → 39,700円割れもリスクシナリオとし念頭に。

■　午後の戦略 ： 良識的な調整中は事前戦略を丹念に！

日経先物の利確賛成ムード、今晩のパウエルＦＲＢ議長の議会証言に絡めたショック安に警戒すべく、2,3割の余力確保、ストレス玉の縮小を丁寧にこなしながら、継続予定銘柄は買い条件内を腰を据えて臨みたいところ。

★　8308　りそなＨＤ ： 900円までの上昇過程で追加利確を計っていただいたら、一旦は8●0円付近までを複数回の指値で買い直すスタンスで。※　タイプＢ（割安・高配当狙い）はこちらの一点勝負を継続。

★　1570　日経レバ ： 日経高に連動性の高い半導体セクターは二極化が顕著。大幅高銘柄と同様に出遅れ銘柄も買いにくい環境です。よって、タイプＡ（地合い良化狙い）はこちらの一点買い方針を継続。月曜30,470円までの上昇過程で５割程度を利確していただいたら、引き続き28,●00円までの押しを買い直す方針で臨んでください。

【ウォッチ銘柄】

△　6072　地盤ネット
割り切り対象で継続注視。手仕舞い条件は「ザラ場中の16●円割れ」に修正。

△　5240　ＭｏｎｏＡＩ
短期トレンド陽転が視野に。850－880円レンジは強めの上値抵抗帯と予想されるため、お持ちの方は800円台で一定数を利確 → 突っ込み待ちの買い直し or 売却分の半数程度をメドに880円超えを買い直す順張り対応が妙手。