前場の日経平均は続伸。寄り付き直後こそ利確売りに押されて前日比マイナス圏まで軟化する場面もあったものの、年初2日目以降の外資勢による先物への買い攻勢が継続し、10時過ぎには先週末の年初来高値35,839円もブレイク。

東証主力株は買い優勢。9983　ファストリ、4063　信越化学、9433　ＫＤＤＩ、6857　アドバンテストなどが指数高を牽引。

中小型株は　3139　ラクトジャパン、7725　インターアクション、3073　ＤＤ、7888　三光合成、9837　モリト、2884　ヨシムラフード、7014　名村造船、1514　住石ＨＤ、2375　ギグワークス、3791　ＩＧポート、3454　ファーストブラザーズ、3905　データセクション、9558　ジャパニアス、9168　ライズなどに短期資金が流入。好決算銘柄を除いては、先週同様に日経高への反応はいま一つ。

□　午後の展望 ： 続・日経高 ≠ 個別高

日経平均（先物）は37,600－37,900円レンジの堅調地合い継続が本線。東証主力系の循環物色、中小型株の好材料銘への局所物色もそのまま。

■　午後の戦略 ： おまけ領域の脱力トレード ＋ アルファ！

目先の日経高を‘おまけの領域’と捉えた脱力トレードを継続。好トレンド銘柄の利確に際しては、弱テクニカル銘柄の損切りを並行する構えで。

☆　3687　フィックスターズ ： 1,300円台後半での追加利確後、1,2●0円付近までの押し目買い直し方針を継続。

【ウォッチ銘柄】

▼　6072　地盤ネット、1930　北陸電工、1813　不動テトラ（売）
年初の石川・能登地震関連で空売りをおススメした銘柄群は腹八分目での利確が得策。

△　2884　ヨシムラフード
勘助氏注目中。先週末の決算を好感して大幅高。

△　2375　ギグワークス
久しぶりに動意を示しています。「売りそびれた・・・」と感じていた方は売却準備を。

△　5595　ＱＰＳ研究所
決算前に取捨と対応策を明確に。1,130円割れ後の投げ売りリスクを踏まえれば、半数以上の現金化 → 決算後の順張りがおススメ。

では　午後もよろしくお願いします。