おはようございます。

先週末のＮＹ市場は、12月消費者物価（ＣＰＩ）がコンセンサス通りのインフレ鈍化基調を示した事で騰勢を維持。連騰後の日経先物も前日比（わずか）70円安で取引を終了。

今晩のＮＹ休場（キング牧師生誕記念日）の影響で東京タイムの乱高下は回避される可能性が高いため、本日は利確売りを重石としながらも押し目買いが下支えとなるしっかりとした推移が予想されます。想定レンジは35,350－35,700円。

※　直近の過熱感を踏まえれば自然体で（目立った悪材料がないまま）35,200円割れまで下押すシーンも念頭に。

★　本日の戦略 ： ＳＱ後需給を俯瞰しながら過不足調整！

年初からの買い方優位の趨勢に順じた強気スタンスをベースとしつつも、先週からお伝えしている「日米中銀会合前の35,000円超えは上方オーバーシュート・おまけの領域」に配慮した以下のスタンスで対応。

・　日経平均は34,800円付近までは良識的な調整。ただし、個別全般の「日経－アルファ」を念頭に、個々のテクニカルに呼応して売買条件を設定。

・　現況での新ＮＩＳＡなどによる‘長期投資を前提とした取り組み’は過度の運任せ。明確な調整課日米中銀会合通過までは見送るのが賢明。

・　地合い悪化対応ポジション（日経レバや個別株の空売り、日経ベアの買い etc）に関しても、本気対応はテクニカル悪化待ちがおススメ。

‘今週の戦略’は昨日のメルマガも参照ください。

★☆銘柄も予定シナリオを邁進。★Ｍ＆Ａセンター、☆フィックスターズで足場を固めながら、年初以降に参戦した☆スポット２銘柄で即転狙いを計る方針で。

☆　3687　フィックスターズ　
12/15　1,230円　→　1/12　1,350円　＋120　9.7％上昇
年末年始のテーマ再興（ＡＩ・自動運転・量子関連）狙い。先週末1,350円付近での３割＋アルファの利確後、今週は1,2●0円付近までの押し目買い直しを本線に、1,300円台後半では売りすぎに注意しながら追加利確を計る予定です。

★　2127　日本Ｍ＆Ａセンター
12/20　744円　→　1/10　804円　＋60　8.0％上昇
米中対立に起因する経済圏の分断＝マーケット規模の縮小、海外企業との競争力確保を目的とする企業の規模拡大志向などを背景に社会全体でＭ＆Ａ案件が増加中。10月下旬の中間決算は前期比23％の減益となりましたが、中小企業の事業継承を促進する24年度からの税制改正も業績底上げ要因として期待される環境です。マイルドな上昇波動形成による数週間での850－900円目標。