本日の日経平均は6日続伸。先週考案の先週末までの5日で2200円強の上昇による利確バイアスに押される場面もあったものの、10時ごろに前日高値を上回ると先物への買い（戻し）が加速。台湾総統戦による民進党の親米候補が国民党の親中候補に勝利した事による地政学的リスクの高まり回避、先週後半に垣間見られたＣＴＡ（商品投資顧問業者）の便乗買いなども追い風として13時過ぎに36,008円（＋431）まで上昇。引けにかけても35,900円付近でしっかりと推移。東証主力株は買い優勢。エネルギー・金融セクターを中心に買い優勢。

日経平均　35,901円　＋324、Topix　2,524　＋30
日経先物　36,000円、為替　145.26円/ドル
ＮＹダウ先物　37,796ドル　＋4

中小型株は　3778　さくらインターネット、3498　霞が関キャピタル、7467　荻原電機、7537　丸文、6266　タツモ、9412　スカパー、7014　名村造船、1514　住石ＨＤ、7615　ユーワクリエイト、2375　ギグワークス、3791　ＩＧポート、3760　ケイブ、3454　ファーストブラザーズ、2338　クオンタム、3905　データセクション、5246　Ｅｌｅｍｅｎｔｓ、9168　ライズ、4424　ＡＭＡＺＩＡ、9558　ジャパニアス、7373　アイドマなどに短期資金が流入。

東証グロース指数のテクニカルは、年初からのレンジ内の推移にて特段の方向感は示さず。右肩上がりの10日線をサポートラインとしている経緯からは上振れ優位の形状ですが、油断は禁物。

【ウォッチ＆銘柄】

△▼　6625　ＪＡＬＣＯ
24年3月期経常益予想を15.5億円から51.6億円に上方修正。3440　日創プロニティ、4197　アスマーク、4176　ココナラ、2337　いちごなどとともに割り切り対象でケア。

△　9166　ＧＥＮＤＡ
本日の3,200円超えも出来高58万株なら過熱感は限定的。☆Ｓラボ銘柄としては先週末に「利確完了」提案済みですが、10日線までの買い下がりによる短期回転狙いで継続注視。旧Ｓラボ銘柄では飯野海運（9119）、石原産業（4028）、決算後の利確を消化してチャートを維持したトレファク（3093）なども注目。

☆　3687　フィックスターズ
12/15　1,230円　→　1/15　1,377円　＋147　11.9％上昇
1,300円台序盤の上値抵抗帯ブレイク → 上値模索モード入り気配を強めています。多彩な切り口（ＡＩ・自動運転・量子関連）、1,200円台の持ち合いを我慢していただいた経緯なども踏まえ、明日も1,2●0円までの押し目買い直し方針で対応予定です。

■　後記 ： お問い合わせの多い地合い悪化対応ポジション（日経レバや個別株の空売り、日経ベアの買い etc）に関しては、日経高局面では価格帯とタイミングを分散した仕込みを継続しつつ、テクニカル悪化確認後の踏み込み強化...がおススメ。

ただし、現状のような急騰直後の下振れ初日は「初押しは買い」がセオリーとなるため、踏み込み強化の基準とする天井サインとしては「高値から3日程度の軟勢継続、終値10日線割れ」を意識したいところ。

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