kamioka01のブログ

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☆ 本日の戦略 : 上方オーバーシュート中の過不足調整!

昨日のNY株式市場は小幅に続伸。注目の12月消費者物価(CPI)は総合指数が前年同月比で3.4%、コア指数が3.9%と総じて「インフレ鈍化を示しながらも、コンセンサスを上回る結果」で着地。最高値圏での推移による利確バイアスの高まりも背景に、昼頃に37,424ドル(-271)まで下落したものの、引けにかけては押し目買いが下支えに。個別ではベライゾン、ボーイングが売られた一方、セールスフォースを中心にハイテク株が指数をサポート。


NYダウ 37,711ドル +15
ナスダック 14,970 +0
米10年債利回り 4.037% +0.021
為替 145.44円/ドル
NY原油 72.02 +0.65
日経先物 35,210円 -40




□ 本日の展望 : 高値持ち合い ± 先物需給


ナイトセッションの日経先物は米CPIを無難に通過。直近2日で1,200円超の上昇、節目の35,000円超え、週末のポジション整理需要などが重石となりつつも、出遅れ層の押し目買いや先物での売り方の買戻しが支えとなるため、35,000円付近で持ち合う展開が本命視されます。SQ通過後の先物主導のブレ(34,700円割れ、35,300円超え)もケア。


☆ 本日の戦略 : 上方オーバーシュート中の過不足調整!


「FRBの利下げサイクル入り、日銀の異次元緩和継続」思惑を主要因とする足元の堅調地合いなりの強気スタンスを継続。ただし、今月後半の日米中銀会合を前にした日経平均の35,000円超えは“上方オーバーシュートの領域”に達していると捉えるのがスマートであり、NY株高要因となっている米長期債高(金利は低下)もピークアウト兆候も踏まえれば、以下のイメージにて脇を締めて週末を迎えたいところ。


・ 攻撃対象は流動性高めの好トレンド銘柄を中心視。ストレス玉の大胆な売却も要検討。


・ 自動車・半導体・機械など外需系セクターの過信は禁物。現状での新NISAを利用した長期投資はNG。


・ 日経平均ベースで34,000円台半ばまでを良識的な調整と捉えた押し目買い。


・ 肌に合うリスク管理法を選択・実践。※ 多めの余力維持、1銘柄あたりの予定資金枠の引き下げ、厳しめの手仕舞い条件設定、日経ベアなど日経安連動タイプへの派生、乱高下銘柄の敬遠 etc


☆★銘柄も昨夕の戦略を踏襲。攻撃対象の絞り込みにより、来週にも想定される“相場の変質”への対応力を高め、周囲の半歩先を堂々と!


【ウォッチ銘柄】


△ 4169 EneChange
今朝の日経新聞に掲載されているように、岸田政権は20兆円の脱炭素支援をてこに企業に排出量取引制度への参加を求める方針。脱炭素に関しては国民社会への強要や投資勧誘はバイデン政権下での脱炭素バブルの尻ぬぐいの印象が強いために反対と考えていますが、ビジネスとしての取り組み強化や(膨大なマネーが動く)歳出権取引制度の拡充は日本の競争力向上の観点から賛成。


『 ‘不透明感’との正面対立を回避!』


では 本日もよろしくお願いします。

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