本日の日経平均は続伸。直近の騰勢を受けた買い（戻し）需要の高まりに加えて、ＳＱ通過後の先物への買い仕掛け、前日の米12月消費者物価の無難な経過などを背景に、寄り付き直後に35,839円（＋789）まで上昇。買い一巡後は利確売りが重石となって35,400円台で持ち合った後、14時以降は再度騰勢を強める展開に。

東証主力株は日経大幅高に反して高安マチマチ。日本景気の良化ではなく、「先物での短期需給の買い傾斜」が日経高の主要因であることを示唆。

日経平均　35,577円　＋527、Topix　2,494　＋11
日経先物　35,610円、為替　145.04円/ドル
ＮＹダウ先物　37,874ドル　－53

■　後記 ：週初の展望にて「買い優勢も波乱含み」とお伝えして下振れリスクに触れた今週の日経平均は、テクニカル上の34,000円の壁ブレイク後、本日35,800円台まで上値を試す暴騰に。

「日米中銀会合前の35,000円台は上方オーバーシュート」とお伝えしているように、来週は突発的な急落も警戒されますが、買い方優位の趨勢が続く可能性が高いだけに、今後の相場展開とご自身のリスク許容度にリンクした戦略構築に注力したいところ。

個別全般に関しては、本日の日経一段高局面に反応した銘柄は極一部だったように「売買難易度の高まり」が警戒されます。よって、木曜からの“積極度愛の一段引き下げ”を踏襲する一方、★ 1570　日経レバの急騰による少なからぬアドバンテージを活かす段取りで取り組んでいく予定です。

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