本日の日経平均は大幅続伸。前日のＮＹ株はダウが4日ぶりに反落するなど冴えない商状で経過したものの、ドル円の騰勢を追い風に買い優勢でスタート。9時台に節目の34,000円をブレイクすると、先物での売り方の買戻しや株価なりのチョウチン買いが増幅。不定期で相場のかく乱要因として注目される商品投資顧問（ＣＴＡ）など海外短期筋の先物買い、新ＮＩＳＡスタートによる個人マネー流入なども株価を押し上げ、14時台には34,500円台に到達。

東証主力株は概ね堅調。9983　ファストリが1銘柄で日経平均を140円押し上げた他、値がさハイテク株が指数高を牽引。

日経平均　34,441円　＋678、Topix　2,444　＋31
日経先物　34,450円、為替　144.83円/ドル
ＮＹダウ先物　37,715ドル　－48

テクニカル ： 昨日お伝えした経緯から昨年6月以降の強めの上値抵抗帯だった34,000円を明確に上抜けたことで、35,000円トライを視野に入れた騰勢アップが期待される形状に。

中小型株は　3778　さくらインターネット、7630　壱番屋、7383　ネットプロ、9977　アオキスーパー、2468　フュートレック、2345　クシム、6918　アバールデータ、2459　アウン、7719　東京衡機、5870　ナルネット、9565　ウェルブレイド、9522　リニューアブル、4586　メドレックスなどに短期資金が流入。

東証グロース指数のテクニカルは、12月下旬からの上昇に対する日柄調整を継続。下値切り上げ歩調が「持ち合い後は上振れ優位」を示唆。

【ウォッチ＆銘柄】

△　9560 プログリット
第1四半期(9-11月)経常益は前年同期比2.2倍の3.2億円に急拡大。4425 　Ｋｕｄａｎ、2726　 パルＨＤ、2670　ＡＢＣマートなどとともに割り切り対象でケア。

△　3778　さくらインターネット
政府クラウド、データセンター、ＡＩ関連としての上昇余地に疑念はないため、継続される場合は買い下がりメドを2,1●0円に修正したうえで2,500円トライ目標を邁進してください。

★　1570　日経レバ　
12/21 ＋ 1/4 ≒ 20,520円 → 1/10　22,465円　＋1945　9.4％上昇
本日は日経一段高に伴い22,400円台まで上昇。日経平均の上昇トレンド入り、物色の柱不在なままの東証主力の循環物色を見込んだ先月後半からの取り組みが有効に機能。

買えていた方は良かったですね！

新規買い対象からは外しますが、お持ちの方は明日からは21,200円付近までの押し目買い下がり方針で臨んでください。

☆　9000番台スポット銘柄
12/27　2,784円　→　1/9　3,080円　＋296　10.6％上昇
11月序盤からの“逆襲＋アルファ狙い”においてで、時価総額の大きい好トレンド中小型株をポジションの中核の一つとして対応。9166　ＧＥＮＤＡ（29％高） → 5033　ヌーラボ（14％高） → 7342　ウェルスナビ（30％高）と経緯して、12/27からはこちらに参戦。昨日までの6日で10％高を達成！

ここからはトーンダウンした対応を予定していますが、まだまだ上値余地はありそうです。

☆★銘柄戦略 ： 押し目買い優位の日経平均のテクニカルに順じた強気スタンスを継続。ただし、本日の日経急騰裏で★ 日経レバの上昇率（＋4.12％）を上回ったのは東証プライム全体の1.5％に過ぎない25銘柄。お伝えしている「日経高 ≠ 東証主力全般の上昇」が顕著な環境だけに、地合い良化に対しては（市場の注目度が高い半導体、自動車、金融などテーマ攻略ではなく）日経レバでの対応を優先。

中小型株に関しては、予告通りの「12月下旬以降の需給良化」 → 日経高に後追いした騰勢継続...が本線。

ただし、年初の震災・復興関連のマネーゲーム化の悪影響により、全体的に売買難易度が高まっていると判断しているため、12月後半と比較した場合の「本気度を一段下げた強気」にて環境を客観視するイメージも持ちたいところ。

当観点への警戒と物色の裾野の広がりの双方を念頭に、目先で大胆な★☆銘柄の入れ替えを予定しています。早ければ明日にも☆★新銘柄の仕込みを開始する予定です。

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