本日の日経平均は急反落。メジャーSQに絡めた先物需給の売り傾斜を中心に、日米中銀会合前のポジションの整理、米国のハイテク株やドル円の軟勢などが重石に。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調に推移。

日経平均のテクニカルは、昨日のコメントにて（Ａ）11月後半と同様の「33,200円から33,600円のレンジでのボックス相場回帰」による日柄調整、（Ｂ）32,000円台半ばまでの下落による値幅調整の双方に含みを残す...としましたが、本日の急反落により「10日線際でのリバウンド一服 → （２）への移行」が懸念される形状。

日経平均　32,858円　－587、Topix　2,359　－19
日経先物　33,010円、為替　146.54円/ドル
ＮＹダウ先物　36,082ドル　－30

中小型株は　ＱＰＳ研究所、4579　ラクオリア創薬、1514　住石ＨＤなどが物色対象となった一方、東証グロース指数のテクニカル悪化なりに値を崩す銘柄が散発。

【ウォッチ＆銘柄】

△　1360　日経ベア2倍
日銀会合通過（12/19）または日経平均のテクニカル陽転まで、地合い悪化へのヘッジ狙いで継続注視。520円付近でエントリーされた方が多いかと思いますので、540円台では一部利確とともにストレス玉の縮小をご検討ください。

△　7711　助川電工、6378　木村化工機、6356　日本ギア工
ＣＯＰ２８に絡めた米国による「2050年までに世界の原発の発電容量を３倍に拡大する」発言を材料視して原発関連が動意含み。短期的なマネーゲーム対象としてケア。

10月以降の全★☆銘柄

☆　9119　飯野海運　　
11/24 ＋ 11/30 ≒ 1,189円　→　12/4　1,282円　＋93　7.8％上昇
先週木曜1,160円での買い増し（ → 1,200円台序盤の追撃）、月曜1,280円台までの上昇過程で5割程度を利確...と展開中。6営業日ぶりの10日線割れによるテクニカル不安には手仕舞い条件の徹底でケアしつつ、明日も押しはターゲットプライスまでを買い向かう方針です。※　月初の動意を踏まえ、新規買い対象からは外しています。

☆　本日からのスポット銘柄
昨夕のコメントにて「今晩のＮＹタイムにおいて日経先物が急落（ ≒ 33,200円割れ）を回避する場合には、明日にも☆★新銘柄をご提案させていただきます」とお伝えしましたが・・・、昨晩の日経先物の急落を軽視して本日寄りから参戦 → 地合いなりの陰線引けで終了。

銘柄主導のボトムアップよりも、外部環境と全体需給から逆算するトップダウン戦略の重要性を思い知らされる流れに。。。

もっとも、★ 主力銘柄としての提案にも適合するバックボーン、複数の★☆銘柄が飛躍した11月のアドバンテージなどを踏まえれば、明日もターゲットプライスでの買い増し狙いを継続する予定です。

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