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■ 日本株展望 1/15-19 : 「高値持ち合い」優位も波乱含み

◆ 今週の展望 : 「高値持ち合い」優位も波乱含み


先週の日経平均は5日続伸にて、大発会安値33,288円から3,000円強もの大幅高に。今週は短期急騰による良識的な利確バイアスが重石となりつつも、米長期金利の下げ渋りに伴うドル円の騰勢、押し目買い優位のテクニカル、市場マインドの良化などが支えとなる直近高値圏での持ち合い(によるテクニカルの日柄調整)が本線。想定レンジは35,000-35,900円。


楽観シナリオとしては、15日の東証による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧の公表、NY株の持ち合い上放れ、先週後半に垣間見られたCTA(商品投資顧問業者)の便乗買い加速などに起因する36,000円超えに期待。


懸念シナリオとしては、直近の大幅高による利確バイアスの増幅、先週末の幻のSQ(36,025円)が示唆する先物需給の陰転リスクに加えて、NY株の持ち合い下放れ、翌週の日銀会合に絡めたドル円の調整局面入りなどが複合的に絡んだ34,000円台半ばまでの下振れに要注意。


※ 幻のSQ : SQ算出日に平均株価がSQ値を上回れずに取引を終える事。1月SQ値は36,025円。算出日(先週末)高値は35,839円。


※ 台湾総統選における米国との関係を重視する与党・民進党候補の勝利はマーケットにとって安心材料。ただし、中国共産党による民主主義撲滅のための台湾・日本への超限戦(技術盗用を含むサイバーテロ、マスコミを利用した政府バッシング、海洋侵略など)が激しさを増す可能性には要注意。



◇ 個別全般は「日経-アルファ」に要注意


先週末の日経急騰に際して、東証プライム銘柄の6割強が前日比マイナス引け。東証グロース指数も大発会終値水準に上値抵抗感を示す冴えない推移。現在の日経高は日本経済の先行きへの期待ではなく、先物需給の買い傾斜に起因するだけに、「日経に後追いした個別株高」よりも「日経高には緩慢な、日経安には過敏な反応」に警戒したいところ。



★☆銘柄戦略 : 先週後半は「日米中銀会合前の35,000円超えは上方オーバーシュート」として★☆銘柄の大胆な縮小を敢行。今週も「本気度を一段下げた強気」をベースとしつつ、★☆新銘柄への派生にて11月以降の利益の上積みを計る予定です。


★ 2127 日本M&Aセンター : 米中対立に起因する経済圏の分断=マーケット規模の縮小、海外企業との競争力確保を目的とする企業の規模拡大志向などを背景に社会全体でM&A案件が増加中。10月下旬の中間決算は前期比23%の減益となりましたが、中小企業の事業継承を促進する24年度からの税制改正も業績底上げ要因として期待される環境です。マイルドな上昇波動形成による数週間での850-900円目標。


先週 800円付近での3割程度の利確...と展開中。明日も7●0円付近までの押し目買い直しを本線に...

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