おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は3日続落。11月ＡＤＰ雇用報告（非農業部門の雇用増は前月比＋10.3万人、市場予想＋12.8万人）を受けた賃金インフレ懸念の緩和を背景に、米長期金利の低下を伴って買いが先行。

寄り付き早々に36,292ドル（＋168）まで上昇した後は、11月の大幅高による調整優位のテクニカル、週末の11月雇用統計などを意識した利益確定売りが重石となり、引けにかけて株価水準を切り下げる展開に。

ナスダックは反落。テスラを除いた主要銘柄が全面安。

ＮＹダウ　36,054ドル　－70
ナスダック　14,146　－83
米10年債利回り　4.111％　－0.059
為替　147.35円/ドル
ＮＹ原油　69.38　－2.94
日経先物　33,160円　－290

□　本日の展望 ： 売り優勢 ± 先物需給

ＮＹタイムの日経先物安に呼応した反落スタート後、引けにかけては手掛かり材料難による様子見色の強い展開が本命視されます。想定レンジは33,050－33,400円。引き続き、メジャーＳＱに絡めた先物主導の（決定的な材料がないままの）乱高下も念頭に。

★　本日の戦略 ： ‘最悪’に備えながらの足場固め！

直近の日経先物の乱高下は「需給環境の激変」を示唆。予想のための予想としては、強気傾斜による日米中銀会合に絡めた34,000円＋アルファまでの上昇が期待される反面、売買戦略上は弱気傾斜による32,000円台半ば―アルファまでの下押しへの警戒も怠れない環境です。

よって、本日もストレス玉の大胆な縮小、3割＋アルファの余力確保、手仕舞い条件の徹底などによるリスク管理を優先。※　ザラ場中に日経平均が急速に切り返すなら日経ベア2倍（1360）の買い増しも検討。

その上で、攻撃面では好トレンド銘柄を中心に、（１）マイルドな上昇波動狙い、（２）短期回転狙いのバランスに配慮した取り組みを邁進。

※　（１）目的で参戦した後、短期大幅高となったために（２）イメージに切り替えるのはＯＫ。（２）を目的に乱高下局面で飛び乗った後、株価の下落を受けて（１）イメージにて損切を先伸ばし・・・はＮＧ。

★☆銘柄（☆★新規買い対象２銘柄 ＋ 7003　三井Ｅ＆Ｓ、9119　飯野海運）は従来戦略を踏襲。

☆　本日からの4000番台スポット銘柄 ： 昨夕の会員サークルでは「今晩の日経先物が33,200円を割れなら明日の新銘柄参戦は見送り」とお伝えしましたが・・・、各方面からの好情報に加えて、11月の☆★銘柄の連勝によるアドバンテージ、目先の地合い悪の活用などを踏まえて踏み込みを強化。

【ウォッチ銘柄】

△　9166　ＧＥＮＤＡ、5033　ヌーラボ　etc
積極派の方は、馴染み深く、テクニカル妙味を増している東証グロース銘柄を押し目買い割り切り対象でケア。ＧＥＮＤＡの決算は12/11。

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