本日の日経平均は反発。月初からの大幅高や週末要因による利確需要を重石に売り優勢で寄り付いたものの、昨日同様に33,200円台半ばでは先物での（押し目）買いが下支えすると、引けにかけてはジリジリと上値を切り上げる展開に。東証主力株は概ね堅調。

中小型株も直近急騰銘柄に利確が目立った他は、米長期金利低下による米ハイテク株高 → 国内グロース系銘柄へのトリクルダウン期待により、全般的にはしっかりと経過。

日経平均　33,585円　＋160、Topix　2,391 　＋22
日経先物（12月限）33,600円、為替　150.55円/ドル
ＮＹダウ先物　35,056ドル　＋37

■　後記 ： 今週の展望（11/12）にて「11/8安値（32,049円）での短期調整完了後の上値模索トレンド再開をベースに、米重要イベントを加減した推移。上値メド33,400円」とお伝えした今週の日経平均は想定上限レベルで経過。

売買戦略に関しても、10月下旬の「米長期金利の5.0％水準、日経31,000円割れは下方オーバーシュート」を念頭に置いた逆襲狙い戦略、今週の主目的とした“上昇トレンド下の作法”が概ね機能。

来週は米ＦＯＭＣ議事録、週末からのブラックフライデーに絡めた小売り動向 ≒ 米景況感などが焦点となりますが、現在の好トレンドを陰転させるほどのインパクトはないとみていますので、先物主導の突発安、個別物色の二極化に配慮しながら駒を進めていく予定です。