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東京市場(4/15) 中東ショックも下げ渋り、テクニカルの正念場は継続中

本日の日経平均は反落。先週中の米インフレ継続・利下げ先送り懸念を嫌気したNY株の急落に加えて、週末中のイランのイスラエル本土攻撃による地政学的リスク( ≒ 原油高・インフレ悪化懸念)の高まりを重石に売りが先行。9時台に38,820円(-702)まで下落すると、NY株先物の底堅さやドル円の騰勢が先物での売り方の買戻しが下支えとなり、39,100円を挟んだ持ち合いの末に一日の高値で取引を終了。東証主力株は売り優勢。海運と素材エネルギーの一角は堅調に推移。


日経平均 39,232円 -409、Topix 2,753 -6
日経先物 39,230円、為替 153.82円/ドル
NYダウ先物 38,331ドル +93


日経平均のテクニカルは(今週の展望でお伝えした)3月安値水準の38,800円に下値抵抗感を示す底堅い形状。ただし、10日線をレジスタンスとする売り方優位の形勢に変わりはないため、(1)38,800-39,700円台のレンジ相場、(2)38,000円台前半までの下押しの双方をケア。



中小型株は7599 IDOM、6323 ローツェ、7725 インターアクション、6047 Gunosy、6058 ベクトル、9842 アークランズ、3608 TSI、8011 三陽商会、6572 RPA、3048 ビッグカメラ、3996 サインポスト、5595 QPS研究所、9168 ライズなど好決算銘柄の他、5216 倉元製作所、6469 放電精密、4761 さくらケーシーエス、6232 ACSLなどに短期資金が流入。


東証グロースのテクニカルは10日線を意識した陽線引けによりテクニカルを維持した一方、東証グロース指数は窓空け続落により下落トレンドを継続。



【ウォッチ&銘柄】


△▼ 1514 住石HD
24年3月期経常益予想を59億円から81億円に上方修正。3479 TKP、4197 アスマーク、2300 きょくとう、4767 TOW、3547 串カツ田中などとともに割り切り対象でケア。


△ 9517 イーレックス
半導体・AI関連の低迷を背景に再生関連へのディーラー資金の流入が顕著に。押し目買いスイング狙いで継続注視。霞ヶ関キャピタル(3498)なども同様。


△ 6777 Santech、6113 アマダ
直近触れた銘形群から好トレンド銘柄を押し目買いスイング狙いで継続注視。


★ 7180 九州FG
日銀の金融正常化による金融セクターの長期上昇トレンド形成は今年のメガトレンド。TSMCの九州進出に絡めた業績良化余地、0.7倍前後の低PBRもなど買い事由。現在の地合い悪化要因である日米金利上昇も追い風。明日も短期的な地合いの乱高下を俯瞰しながら、1,0●0円前後までの押し目買い狙いを継続。



■ 後記 : 今晩のNY市場は、東京タイムのNY株先物なりのリバウンド基調をベースとしつつ、朝方発表される4月NY連銀製造業景気指数、3月小売売上高、ゴールドマンサックの決算などに加えて、中東情勢を加減した推移へ。想定レンジは37,800-38,300ドル。前日終値37,983ドル。
明日の日本市場は、先週木曜の米CPI後のNY株安に続き、本日の中東ショックにおいても下げ渋った経緯から、売り方の買戻しが下支えとなる一方、39,400円台では戻り売りが上値を抑える様子見色の強い展開が本線。外部環境の悪化、11時発表の中国マクロ指標(3月小売売上高、3月鉱工業生産、1-3月期GDP)を利用した先物での仕掛け売りによる下振れには注意したいところ。


中小型株に関しては、本日同様に好決算銘柄が買われる一方、それ以外は弱含む展開に要警戒。


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