おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は3日続落。前日の大幅安の反動に加えて、3月ＡＤＰ雇用報告における非農業部門の雇用者増（前月比18.4万人）が市場予想（15.5万人）を追い風に10時ごろに39,305ドル（＋135）まで上昇。しかし、アトランタ連銀総裁による年内の利下げが1回にとどまるとの見方を受け、一時4.42％台かで上昇した長期金利が重石となり、引けにかけては冴えない推移に。個別ではインテル、ボーイングの他、内需系が指数の足を引っ張る格好。ナスダックは反発。

ＮＹダウ　39,127ドル　－43
ナスダック　16,277　＋37
米10年債利回り　4.351％　－0.014
為替　151.64円/ドル
日経先物　40,000円　＋470

□　本日の展望 ： 急反発 ± テクニカル要因

ＮＹタイムで節目の40,000円を回復した日経先物なりの急反発スタート後、引けにかけても買い優勢の展開が本線。想定レンジは39,700－40,100円。リスクシナリオとしては、リバウンド一巡後の売り直し ≒ 5日線に上値抵抗を示した後の反落、中小型株全般の「日経－アルファ」な株価動向に要注意。

★　本日の戦略 ： テクニカルに注目しながらの強弱！

本日の日経平均が引けにかけてもしっかりと推移する場合には、新年度入りに絡めた売り需要の消化 → 昨日安値39,217円での底打ち反騰トレンド入りが期待されるものの、現段階では上記のように「調整トレンド過程のリバウンド」にとどまり、売り直されるケースへの油断は禁物。

よって、3割程度の余力維持、ストレス玉の縮小、手仕舞い条件の徹底などによる下押し対策はそのままに、攻撃面では好トレンド持ち株の買い増し → 新銘柄への派生の順に考察・対応したいところ。

☆ 3687　フィックスターズ、☆ 6500番台など★☆４銘柄は従来戦略を踏襲。本日からは、テーマ性とテクニカル上の分散、メガトレンドなどを念頭に★新主力銘柄の仕込みを開始！

【ウォッチ銘柄】

△　3993　ＰＫＳＨＡ
生成ＡＩIの基盤となる独自の大規模言語モデル（LLM）を開発する方針との報道。

△　6361　荏原
2ナノ半導体研磨装置の開発にメドをついたとの報道。