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★ 本日の戦略 : リスク管理・体勢の建て直しを優先!

おはようございます。


昨日のNY株式市場は続落。前日の3月ISM製造業景気指数に続き、2月雇用動態調査(JOLTS)における求人件数の増加もFRBの利下げ開始時期の先送り思惑を高めて「金利高・株安」が進展。NY原油の昨年10月以来の高水準までの上昇、サンフランシスコ連銀総裁による利下げに緊急性がない旨の発言なども逆風となり、39,100ドル台をコアレンジとする持ち合いで推移。


個別では、高齢者向け公的医療保険に関する政府方針を嫌気したユナイテッドヘルスがNYダウを200ドル近く押し下げた他、内需系を中心に売りが優勢に。


ナスダックは反落。半導体セクターや1-3月期EV販売が前年同期比を下回ったテスラが指数の足を引っ張る構図。


NYダウ 39,170ドル -396
ナスダック 16,240 -156
米10年債利回り 4.353% +0.024
為替 151.54円/ドル
日経先物 39,690円 -230




□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 先物需給


前日比200円強下落した日経先物なりの反落スタート後、弱気に傾斜している新年度需給やテクニカル、市場マインドが重石となる弱気優位の推移が本線。想定レンジは39,500-39,900円。先物での売り攻勢による39,500円割れ、中小型株における連鎖的投げ売りにも要警戒。


★ 本日の戦略 : リスク管理・体勢の建て直しを優先!


日経平均のテクニカルは、昨日触れた経緯(陰の陰はらみ直後に振れ幅を大きくしやすい)から短期的には調整トレンド入り優位の形勢。


39,500円付近では相応の下値抵抗感を示すと判断していますが、年初来高値を更新した米長期金利、日銀の円買い介入がネックとなって伸びを欠いているドル円に加えて、4,5月天井形成のアノマリーも踏まえれば(1)今月後半の日米中銀会合や企業決算まで調整ムードが継続する = 38,000円台半ばまでの下値模索リスクのみならず、(2)底打ち後の低位持ち合い = ストレス増幅リスクへの警戒も怠れない環境です。


よって、本日は弱テクニカル中小型株を中心とするストレス玉の売却による3割程度の余力確保を優先してください。仕舞い条件と売却手法に関しても、終値基準・戻り売りと「ザラ場基準・成り行き売り」の併用による慎重度アップで対応。


継続予定銘柄に関しては、ターゲットと条件を絞った強気スタンスを継続。


★☆銘柄戦略 : 本日の更なる地合い悪化を前提とした昨夕の戦略を踏襲。※ 日経レバ(1570)や金融セクターの買い下がりも妙手と判断していますが、下値が見えにくい中での値頃感での買いはほどほどに。

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