■ 午後の戦略 : 目線は下げずにポジションの過不足調整!
前場の日経平均は続伸。日銀金融政策決定会合に続いて、FOMCとパウエルFRB議長の会見も(市場の懸念に比べて)マイルドな結果となったため、先物での売り方の買い戻し主導で堅調にスタート、寄り付き直後に32,000円を突破した後、10:30現在も32,000円付近で堅調に推移中。
東証主力株は買い優勢。ファンダメンタルズや市場マインドの良化ではなく、先物主導の日経高であることを裏付けるように、225銘柄の値上がり銘柄率は60%強止まりに。
中小型株は 2440 ぐるなび、4980 デクセリアルズ、6036 KeePer技研、6323 ローツェ、6727 ワコム、7451 三菱食品、9828 元気寿司、9914 植松商会、6173 アクアライン、6027 弁護士ドットコム、9553 マイクロアドなどに短期資金が流入。
□ 午後の展望 : 戻り売り優勢 ± 週末需給
明日からの3連休中の中東情勢の悪化や米リスクイベントへの警戒感、直近3日で約1,300円もの上昇を意識した戻り売り優位の推移が本線。NY株先物の騰勢、米長期金利の軟勢を踏まえれば、更なる売り方の買い戻し & 買い仕掛けによる一段高も楽観シナリオとして念頭に。
■ 午後の戦略 : 目線は下げずにポジションの過不足調整!
火曜の30,500円台から本日の32,000円付近までの急騰は違和感をお持ちかと思いますが、米長期金利の軟化を伴う需給良化ムード、「31,000円割れは下方オーバーシュート」を踏まえれば、32,000円という値位置そのものは慌てて売り逃げるべき水準ではありません。
良識的な調整に備えた3割前後の余力維持、ストレス玉の縮小にて体勢を整えたら、継続予定銘柄に関しては押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを邁進!
★ 1570 日経レバ : 18,100円台(10/23)、17,600円台(10/24)での買い増し → 昨日今日で5割+アルファを利確していただいたら、ストレス玉の損切りを並行 → 週明けの深押しは買い戻し、一段高に際しては利確・乗り換え志向で対応。※ 特に8月以降の安値圏で推移している(買い増し意欲の湧かない)弱テクニカル銘柄を優先的に売却。
【ウォッチ銘柄】
△ 4478 フリー
先週水曜に際して触れた「東証グロース時価総額上位銘柄の持ち直し狙い」で継続注視。4194 ビジョナル、6027 弁護士ドットコムも補足的にケア。
△ 3678 メディアドゥ、1893 五洋建設
利確売りをこなしつつ、好テクニカルに順じた押し目買いスイング狙いで継続注視。
★ 8604 野村HD
600円前後は利確ではなく、買い増しの是非から検討するのが正攻法。