おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は続伸。市場予想を下回ったマクロ指標（10月ＩＳＭ製造業景気指数、ADP雇用報告）を受けたインフレ懸念の緩和を背景に堅調に寄り付くと、ＦＯＭＣ前のポジション調整を重石に昼頃には33,100ドル割れまで軟化。

注目のＦＯＭＣは、コンセンサス通り「２会合連続の利上げ見送り。先々の追加利上げに含み」で着地したため、直後の株価は小康状態で推移したものの、パウエルＦＲＢ議長が会見の中で更なる金融引き締めの弊害に言及した事で、引けにかけて騰勢を回復。

ナスダックも続伸。直近の4.9％台から4.7％台前半まで急落した長期金利を追い風に、主要銘柄が全面高。

ＮＹダウ　33,274ドル　＋221
ナスダック　13,061　＋210
米10年債利回り　4.743　ー0.133
為替　150.87円/ドル
ＮＹ原油　80.44　－0.58
日経先物　31,890円　＋290

□　本日の展望 ： リバウンド基調継続 ± 連休前需給

ＦＯＭＣを買い材料視したＮＹ動向を追い風とする続伸スタート後、引けにかけては３連休中の中東情勢の悪化や米イベントリスクなどを意識した利確売りが重石となりそうです。想定レンジは31,600－31,900円。

★　本日の戦略 ： 「逆襲狙いの第二段階」にシフト！

本日想定される31,800円付近までの上昇により「日経31,000円割れは下方オーバーシュート」を前提とする★ 日経レバ（1570）をポジションの中核に据えたの買い下がり方針 ≒ “逆襲狙いの第一段階”は概ね成就。

明日からの３連休、高止まりしている日米長期金利、11/14まで続く決算シーズン中の売買難易度の高さを踏まえれば過度の楽観はＮＧとなりますが、逆襲戦略の第二段階（東証主力・準主力株の巻き返し狙い）、第三段階（中小型株での値幅狙い）も視野に入れた取り組みにシフトしていきたいところ。

具体的には・・・、★ 日経レバ（1570）の利確を進めつつ、★ 8604　野村、★ 4000番台は押し目買い・上昇時の売りすぎ注意で対応。中小型株に関しては需給不安が付きまとうため、☆ 5000番台を中心に流動性の高い銘柄 or 9月以降の深押しを回避している銘柄からターゲットを絞った仕込み方針を継続。

リスク管理は、3割前後の余力維持、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の縮小、決算目前銘柄の機械的な売却...などで対応。

★　1570　日経レバ ： 本日前場の一段高局面では軽めに追加利確。連休明けの下押しは買い直し、更なる上昇局面では完全利確 → 戦略の第二・第三段階に資金を回すイメージで。

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