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東京市場(12/14) テクニカル主導の反落

本日の日経平均は反落。前日のFOMCを買い材料視したNY市場の流れを引き継ぎ、寄り付き直後に33,120円(+194)まで上昇。しかし、NY株高とセットで進展した米長期金利の軟化を受けてドル円が軟勢を強めると先物に大口売りが散発し、後場寄り早々に32,515円(-411)まで下落。引けにかけては売り方の買い戻しが下支えとなり、32,700円付近で持ち合う展開に。政治資金問題による自民党安倍派の4閣僚の辞任も、安定政権を求める外資勢にとっての潜在的な売り要因になったとの見方も。材東証主力株は金利・為替関連を中心に概ね軟調。


日経平均 32,686円 -240、Topix 2,321 -33
日経先物 32,540円、為替 141.68円/ドル
NYダウ先物 37,215ドル +104


日経平均のテクニカル :昨夕のコメントにて「3日続伸も11月下旬からの調整トレンド内のリバウンド継続優位」とお伝えしましたが、連日の右肩上がりの10日線への上値抵抗感が下値不安を増幅させる格好。


下値メドに関しては週初のテクニカル分析でお伝えした(1)10-11月の上昇幅のフィボナッチ(0.382)押しとなる32,500円付近、(2)節目の32,000円から同じくフィボナッチ(0.618)押しとなる31,800円付近の2か所が意識されます。


※ 流・底打ちサインの基準としている「安値後3日程度の騰勢継続」に関しては、カウントをリセット。明日以降の反発日を「安値後1日目」として認識してください。




中小型株も総じて覇気なく推移する中、8007 高島、4813 ACCESS、9517 イーレックス、3993 パークシャ、7564 ワークマン、1382 ホープ、9163 ナレルなどに短期資金が流入。


東証グロース指数は逆行高ながらも、10日線に抵抗感を示した陰線引けにより「調整優位トレンド継続」と捉えるのがスマート。




直近の日経先物動向を左右しているドル円に関しては、20日線からの下方乖離や140円水準に控える52週線付近などがリバウンド余地を示唆。米長期金利の4.0%水準までの下落を下方オーバーシュートと捉えている経緯からも、(下値は見えにくいものの)日柄面では短期的な底値圏に到達していると判断。※ 日経平均(先物)のリバウンド余地と同義になりますが、個別全体では「日経-アルファ」に継続的に警戒。




【 ウォッチ銘柄 】  


△ 1360 日経ベア2倍
買い玉のヘッジ(保険)目的で継続注視。来週の日銀会合通過(12/19)または日経平均のテクニカル買いサイン点灯までは、押し目買いスタンスで対応。※ リバウンド局面では日経(先物)→ 個別株の順番に持ち直す可能性が高いため、利確の優先順位は 日経ベア2倍が先、GSユアサ(6674)、三菱自動車(7211)、ジェイテック(3446)など相応の利が乗っている空売り銘柄を後回しとするのがスマート。


△ 7003 三井E&S、4819 デジタルガレージ、3093 トレファク
押し目買いスイング狙いで継続注視。


△ 4180 Appier
手仕舞い提案直後の急反発となり申し訳ありません。昨夕お伝えしたリベンジ戦略、1,580円付近で買い直し → 1,600円付近で買い増し...と展開された方は、明日も1,500円台半ばまでの押しを強気、1,700円手前水準では一部売却がおススメ。


△ 5595 QPS研究所
今朝方発表の「小型SAR衛星5号機の打上げウィンドウの設定に関するお知らせ」は材料視されなかったものの、材料株不遇の地合いにあって一定の底堅さを示唆。割り切り順張り対象でケア。


▼ 6902 デンソー
自動車部品関連は11月前半高からのテクニカル悪化が顕著。東証主力株といえども目先な戻り売り対応が賢明。※ 積極派の方は現値売り → 好トレンド銘柄への乗り換えがおススメ。


△▼ 6619 ダブルスコープ
ポスコHDとのリチウム生産用イオン交換膜共同開発を材料視して前場に動意づいたものの、引けにかけては急失速。目先は順張り対応(堅調時の買い、軟調時の空売り)が面白そうです。


■ 後記 : 今晩のNY市場は、FOMCとパウエルFRB議長の会見を経た「米長期金利低下・ハイテク主導の株高」ムードを継続しつつ、直近の大幅高による利確バイアスが重石となる36,900-37,350ドルレンジの推移が本線。
今晩のECB理事会に関しては、インフレ鈍化と景気悪化を背景とする3月利下げ・来年中の5回程度の利下げのコンセンサス内で着地 → NY株は「中立~やや買い」反応が本命視されますが、景気停滞よりもインフレ進展に過度の敵愾心を抱いているECBだけに、市場の思惑に反するタカ派な内容 → 利確ラッシュ...もリスクシナリオとして念頭に。


明日の全体戦略も、今月序盤からの日経平均のテクニカル悪化(気配)に警戒した「買いそびれ許容、引き気味の強気、守り7:攻撃3」イメージを踏襲。3割+アルファの余力維持、手仕舞い条件の徹底などにより、更なる軟化への備えを優先してください。


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