kamioka01のブログ

普及しながら学習の内容を共有します

読んでくださってありがとうございます。

東京市場(10/26) 下落トレンド回帰気配

本日の日経平均は暴落。前日のテクニカル不安(上ヒゲ陰線)に加えて、NY市場での米長期金利高・ハイテク株安を嫌気して寄りから31,000円を割り込むと、前引け際には30,500円台まで軟化。引けにかけても米金利高・ハイテク株安が継続し、概ね30,600円台で軟調に推移。終値ベースで6月の年初来高値以降の安値を更新。


東証主力株はほぼ全面安。先物での仕掛け的な売買に連動しやすい 9983 ファストリ、9984 ソフトバンク、6954 ファナックが日経値下がり寄与度上位(2,4,6位)を締めているだけに、短期的には相応のリバウンド余地を内包。


日経平均 30,601円 -668、Topix 2,224 -30
日経先物(12月限)30,590円、為替 149.84円/ドル
NYダウ先物 33,288ドル +19




中小型株も主役クラスを中心に広く深く売りが拡散。東証グロース・マザーズ指数は昨年6月水準まで下落。




【ウォッチ銘柄】


△ 5727 東邦チタニウム
24年3月期経常益予想を44億円から50億円に上方修正。7976 三菱鉛筆、9478 SEHIなどとともに割り切り対象でケア。


■ 後記 : 日経平均は再び30,500円台まで軟化してなお底打ち感は限定的。米景気・インフレ指標、FOMCを経た市場のタカ派懸念の緩和余地などを踏まえれば、米長期金利の5.0%超え(に伴う日経31,000円割れ)は下方オーバーシュートとの判断に変わりはありませんが、個別株、特に中小型株を中心とする弱テクニカル銘柄にとって、当面は戻り売り優位 ≒ すっきりとした上昇トレンドが期待しにくい環境です。
よって、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の縮小などのリスク管理方法はそのままに、“逆襲狙い”に関しては「弱テクニカル銘柄から★ 日経レバへの資金シフト」を中心視する構えで臨んでください。


※ 個別全般の「日経ーアルファ」リスク、来週から11月半ばまでの決算シーズン中の個別売買の難易度の高さなども当戦略の背景。

×

非ログインユーザーとして返信する