前場の日経平均は続落。前日の2月ＣＰＩ後のＮＹ株とドル円の騰勢を追い風に、9時台に39,147円（＋350）まで上昇。しかし、買い一巡後は戻り売りが重石となり、11時現在は前日比50円安水準の38,750円付近で推移中。東証主力株は高安マチマチ。

中小型株は　3778　さくらインターネット、6047　Ｇｕｎｏｓｙ、7092　ＦＦＪ、7022　サノヤス、2459　アウン、5586　Ｌａｂｏｒｏ、4890　坪田ラボ、2164　地域新聞社などに短期資金が流入。全般的には売りが優勢。

□　午後の展望 ： 弱含み ± ドル円

東京タイムに入ってからのドル円の軟勢がネックとなる38,500円台から38,900円付近にかけての推移が本線。

■　午後の戦略 ： 的を絞った押し目買い！

見込みに反した前場の伸び悩みに警戒すべく、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の再確認などによりリスク管理を整えたら、ターゲットと条件を絞った押し目買いスタンスを継続。

★　1570　日経レバ ： 寄り前コメントでお伝えしたように　5日線際からの押し戻しは想定内。このままズルズルと上値を切り下げる展開に注意すべく、前場28,700円台での一部売却後は、明日以降のブレを待って株数の増減を計るスタンスで。

【ウォッチ銘柄】

△　5240　ＭｏｎｏＡｉ
直近はＡＩ関連全般と同様の冴えない推移。先月後半にお伝えしたように、短期的には850円水準が厚めの上値抵抗帯となるため、戻り売りをご検討中の方は安く映る場面での買い増しにより買値を引き下げておくのがおススメ。

△　3660　アイスタイル
寄り前にこちらで触れた銘柄群からは、アイスタイルが見せ場を演出。周辺銘柄が伸びを欠いている以上、現状は悪目立ちしない程度の上昇が有効と判断。

△　4813　Ａｃｃｅｓｓ
勘助氏注力中。右肩上がりの10日線をサポートラインとする上昇トレンドをキープ。近似テクニカル銘柄の大半が戻り売りに押されているだけに、特異な好需給が垣間見られます。