本日の日経平均は続伸。先週末のＮＹ株高や月初需給の買い傾斜を背景に買い先行で寄り付くと、出遅れ層の飛び乗り買いや売りからの踏み上げも追い風に、11時前には40,314円（＋403）まで上昇。引けにかけては良識的な利確売りが重石となったものの、節目の40,000円台を維持して取引を終了。

東証主力株は、反落したTOPIXが示すように日経高ほどは買い気が盛り上がらず、指数寄与度が高い半導体セクターが買われた以外は高安マチマチ。※　半導体株高の結果が日経高ではなく、日経先物高の結果が半導体株高と捉えるのがスマート。「日経が下がっても半導体株は大丈夫！」思考は要注意。

日経平均　40,109円　＋198、Topix　2,706　－3
日経先物　40,150円、為替　150.29円/ドル
ＮＹダウ先物　39,077ドル　－65

中小型株は　6264　マルマエ、6254　野村マイクロ、7003　三井Ｅ＆Ｓ、3844　コムチュア、4813　Ａｃｃｅｓｓ、4011　ヘッドウォータース、9235　売れるネット、3961　シルバーエッグ、3905　データセクション、5588　ファーストアカウンティング、1514　住石ＨＤ、5885　ジーデップ、2743　ピクセル、9704　アゴーラ、5216　倉本製作所、6731　ピクセラ、7426　山大、3667　ｅｎｉｓｈ、6863　ニレコなどに短期資金が流入。

東証グロース指数のテクニカルは、長めの上ヒゲ陰線と連日の5日線割れが調整トレンド入りを示唆。

【ウォッチ＆銘柄】

△▼　4881　ファンベップ
アレルギーワクチンに関して塩野義（4507）と資本業務提携。2652　まんだらけ、4736　日本ラッド、6625　ＪＡＬＣＯなどとともに割り切り対象でケア。

☆　6072　地盤ネット
2/20　165円　→　3/1　192円　＋27　16.3％上昇
☆Ｓラボスポット銘柄としては乗り換え提案済み。短期マネーゲーム対象としての魅力は継続しているだけに、積極派の方は明日も162円までの買い直しを軸とする即転狙いで継続注視。

☆　本日からの新スポット銘柄
タイプＡとＣのハイブリッド対応で本日から参戦・・・予定でしたが、買い条件とした2,140円に触れないまま、2,200円寄り付きから約10％高、かつ目標株価とした2,400円台まで一気に急騰。。。ここからは割り切り対象で注目。

早ければ明日にも次なる☆新銘柄をご提案させていただきます。

■　後記 ： 明日の日本市場は、欧米リスクイベントや節目の40,000円を意識した押し目買いと利確売りが交錯する持ち合い商状をベースとしながら、月初の特殊需給や週末のメジャーＳＱに絡めた先物動向を加減した推移へ。
中国全人代（3/5～11）に関連しては無風通過が本線。ただし、序盤の李首相による政府活動報告・24年の実質経済成長率目標が、台湾や日本領海への侵略強化を中心とする地政学的リスクを高める場合には株価の下押し要因に、バブルが崩壊した不動産セクターをはじめとする経済対策に言及があれば株価の底上げ要因となる可能性も念頭に。

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現在の株式市場の動向と対処方法については授業で説明します。

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