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東京市場(1/30) 続伸もテクニカル不安は払しょくされず

本日の日経平均は続伸。先週末の米12月先週末の12月個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)を買い材料視した前日の騰勢を引き継いで買い優勢で寄り付くと、9時半過ぎに36,249円’+222)まで上昇。引けにかけては米長期金利の低下に伴うドル円の軟勢、FOMC前の買い玉整理バイアスなどを重石としつつも、36,100円を挟んでしっかりと推移。


東証主力株は売り優勢。景況感の良化ではなく、先物でのマネーゲーム主体が日経高の主要因なため、先物に連動しやすい値がさ・ハイテク株の一角が買われるまでの歪な物色志向に。


日経平均 36,103円 +76、Topix 2,432 +2
日経先物 36,090円、為替 147.34円/ドル
NYダウ先物 38,432ドル -56


日経平均のテクニカルは、右肩下がりの5日線に上値抵抗感を示しているため、先週末安値(35,687円)での短期調整完了色は限定的。高水準でのMACD陰転も加味すれば、売買戦略上は下押しケアの継続が賢明。




中小型株は 2980 SRE、7366 LITALICO、9995 グローセル、4816 東映アニメ、2397 DNAチップ、6882 三社電機、5595 QPS研究所、5246 Elements、9348 ispace、7066 ピアズ、6232 ACSL、2936 ベースフード、5616 雨風太陽などに短期資金が流入。


東証スタンダード指数は小幅に昨年来高値を更新。東証グロース指数も「中立やや買い優勢」の形状を維持。




【ウォッチ銘柄】


△▼ 2215 第一屋製パン
23年12月期経常益予想を3.5億円から6.1億円に上方修正。3648 AGS、7299 フジオーゼックス、9552 M&A総研、6196 ストライク、5936 東洋シヤッターなどとともに割り切り対象でケア。


△ 6862 ミナトHD
昨日触れた「国内ディーラー筋のテコ入れが期待される東証スタンダード3銘柄」からは、こちらが好発進。明日も10日線付近までの押し目買い狙いで注目。6249 ゲームカードジョイ、9268 オプティマスも継続注視。


■ 後記 : 今晩のNY市場は、FOMC(~1/31)や引け後のマイクロソフト、アルファベット、AMDなどハイテク大手の決算を見極めたいとの思惑を背景とする方向感の乏しい流れが本線。東京タイムの米長期金利の軟勢を踏まえれば、想定レンジはやや買い優勢の38,200-38,500ドル。前日終値38,333ドル。


明日の日本市場は、明晩のFOMC結果待ちによる様子見ムードをベースとしながら、NYタイムの日経先物動向、NY引け後のハイテク大手の決算内容を加減した推移へ。

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