本日の日経平均は小幅に反発。日銀会合後の利確賛成ムードを引き継いで売り優勢でスタート。テクニカルの要所とお伝えしていた10日線付近（35,900円）水準では押し目買いや売り方の買戻しが下支えとなり、13時以降は概ね36,200円台でしっかりと推移。

東証主力株は買い優勢。8035　東京エレク、6857　アドバンテスト、6920　レーザーテック、6954　ファナックなど半導体セクターが指数をサポート。

日経平均　36,236円　＋9、Topix　2,531　＋2
日経先物　36,220円、為替　147.78円/ドル
ＮＹダウ先物　38,050ドル　＋71

日経平均のテクニカルは、10日線への下値抵抗感が「年初からの上昇トレンド継続優位」を示唆。ただし、明日以降の10日線は36,000円台まで切り上がってくるだけに、近日中の5日・10日線のデッドクロス、終値10日線割れなどの強めの売りサイン点灯は不可避な形勢。

よって、売買戦略上は（１）35,000円台後半から36,000円台前半の持ち合いによる調整局面入り、（２）35,000円台前半までの下落による値幅調整...への備えを優先した後、（３）上値模索トレンド強化への対応をカバーするイメージがおススメ。

中小型株は　9166　ＧＥＮＤＡ、7342　ウェルスナビ、5574　Ａｂｅｊａ、3133　海帆、5136　トリプラ、4444　インフォネット、4259　エクサウィザーズ、4894　クオリプス、9565　ウェルブレイド、7043　アルー、5842　インテグラル6315　ＴＯＷＡ、7868　広済堂、6254　野村マイクロ、6951　日本電子、4187　大阪有機化学、6228　ＪＥＴ、6227　ＡＩメカテック、6048　デザインワン、3823　ＷＨＤ、9731　白洋舎、5189　桜ゴム、3010　ポラリス、2408　ＫＧ情報などに短期資金が流入。

東証グロース指数のテクニカルは、年初来のボックス上限ブレイクにより騰勢アップが期待される格好。

【ウォッチ銘柄】

△▼　7931　未来工業
24年3月期営業益予想を59.1億円から66.14億円に上方修正。2311　エプコ、7949　小松ウオール、、9368　キムラユニティーなど好決算銘柄の他、ＥＬＥＭＥＮＴＳ（5246）、博展（2173）などとともに割り切り対象でケア。

△　6228　ＪＥＴ
（月曜ブログでもお伝えしてきたように）会員サークル・ウォッチ銘柄にて先週木曜に取り上げた「流動性高めの好トレンドスタンダード３銘柄」の一つ。テラプローブ（6627）、ジャパンエンジン（6016）に続いて無事に離陸。引き続き、押し目買いスイング狙いで注目。

△　7342　ウェルスナビ
☆銘柄としては先週火曜1,650円付近からエントリー → 今週火曜1,900円台後半までの最大12％の上昇過程で概ね利確完了。その後も「日銀会合直後にチャートを崩した中小型株の順張り狙い」のウォッチ銘柄として触れてきましたが、本日は買い直し条件とした1,820円付近までの反発...に抵触。 目先の18●0円付近も追撃へ。

並行注目しているＡＶＩＬＥＮ（5591）は本日2,500円付近で打診買い → 2,500円台半ばでの追撃後、一段高は軽め利確へ。

☆　本日からの4000番台スポット銘柄
利確がスムーズに運んだウェルスナビに変わる中小型株での短期回転狙いを目的に本日からエントー。値動きと本業のバックボーンがしっかりしている銘柄だけに、目先の地合い悪化時も毅然と買い増していく予定です。

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