前場の日経平均は反発。前日のＮＹ市場ではハイテク株売りが継続したものの、米長期金利の上昇に伴うドル円高、前日の仕掛け売りの反動（売り方の買い戻し）を背景に堅調に推移。東証主力株は　金融・自動車・エネルギー関連を中心に概ね堅調。

中小型株は　1930　北陸電工、9517　イーレックス、9348　ｉｓｐａｃｅ、1447　ＩｔＢｏｏｋ、7363　ベビーカレンダー、4241　アテクト、4059　まぐまぐ、4707　キタックなどに短期資金が流入。

□　午後の展望 ： 買い優勢 ± 先物需給

昨日安値32,693円を底値とする短期リバウンド基調の継続が本線。明日からの３連休による実需筋の様子見ムードの虚を突いた先物主導のブレも軽めに警戒。

■　午後の戦略 ： 平時の３連休シフト

３連休中の外部環境としては、今晩の米12月雇用統計に絡めた「雇用市場の堅調さ → 長期金利上昇 → ハイテク株の一段安」シナリオが警戒されるものの、本日同様に米金利に追随したドル円の騰勢が日本株のサポートになると見込まれるだけに過度の警戒は不要と判断。

よって、３割程度の余力維持を中心とする平時の3連休シフトを優先しつつ、好トレンド持ち株の押し目買いスタンスを邁進していきたいところ。

★　1570　日経レバ ： 昨日20,200円での買い増し → 本日21,100円付近にかけての軽め利確後は、連休明けの株数増減へ。

●　7180　九州ＦＧ
米長期金利高をきっかけに久しぶりに動意を示しています。750円割れを買い向かっていただいた経緯からも、800円台序盤は脱力対応がおススメ。

【ウォッチ銘柄】

△　9348　ｉｓｐａｃｅ
ＧＳ氏注力中。テーマ性を煽ったディーリング相場に発展。勘助氏のウェルビー（6556）も材料株が総じて押されている地合いにあって騰勢を維持。

▼　6072　地盤ネット（売）
水曜のメルマガでは買い要員としてご紹介したものの、石川・能登関連への過熱気味な資金流入により日柄分散による空売り対象として注目中。建設関連が行ってこいの下落も想定される一方、こちらは中長期での成長力を有していると判断しているだけに、腹八分目での利確がおススメ。