本日の日経平均は反発。前日の大発会における先物仕掛け売りの反動、145円水準までのドル円の騰勢などを追い風として昼に33,568円（＋279）まで上昇すると、引けにかけては連休前のポジション整理が足かせとなって上げ幅を縮小。

東証主力株は買い優勢。昨日の日経大幅安局面においても前日比プラス圏を維持していた銘柄が多かったように、個別需給の足元はしっかりとしている印象。中小型株は日経高に伴う東証主力系への短期資金の流出がネックとなり、主役クラスは総じて売り優勢で経過。

日経平均　33,377円　＋89、Topix　2,393　＋14
日経先物　33,460円、為替　144.82円/ドル
ＮＹダウ先物　37,738ドル　＋23

■　後記 ： 2024年の日経平均は初日に32,600円台まで売り込まれた後、翌日に33,500円台まで上昇する波乱の幕開けに。来週末にかけては今晩の米12月雇用統計、来週後半の米物価指数などを睨んだ推移が予想されますが、米ハイテク株の一段安を回避できれば、個別全般では「日経＋アルファ」の需給環境が期待されます。今週マネーゲーム化した震災関連や海運株の後継テーマにも要注目。

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