kamioka01のブログ

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★ 本日の戦略 : 想定内の乱高下は毅然と対処!

おはようございます。


昨日のNY株式市場は小幅に反発。12月ADP雇用報告における非農業部門の雇用者増加(16.4万人、市場予想13万人)、週間新規失業保険申請件数(20.2万件、市場予想21.6万件)がともにFRBの利下げと景気良化双方への期待を継続させる絶妙なラインで着地した事で買いが先行。11時台に37,716ドル(+286)まで上昇すると引けにかけてはアップル、マイクロソフトの軟勢が足かせに。ナスダックは、昨年末からの長期金利高・ハイテク株安トレンドを引き継いで5日続落。


NYダウ 37,440ドル +10
ナスダック 14,510 -81
米10年債利回り 3.998% +0.092
為替 144.61円/ドル
NY原油 72.19 -0.51
日経先物 33,280円 +50


日経先物は、昨日の大発会における仕掛け売りの反動、米長期金利に追随したドル円の上昇などを支えに小高く経過。






□ 本日の展望 : リバウンド継続 ± 年初需給


昨日安値32,693円を短期的な底値とするリバウンド基調の引き継ぎつつ、年初・連休前需給を加減した推移へ。想定レンジは33,100-33,500円。


★ 本日の戦略 : 想定内の乱高下は毅然と対処!


先月からお伝えしてきたように、米インフレ(期待)動向やMACDを中心とするテクニカル分析を踏まえれば、米長期金利の4.0%割れは下方オーバーシュートであり、その反動高に伴い米ハイテク株は調整トレンドへ移行...は想定内の展開。


日本株にとってはドル円高のプラス面とハイテク株安のマイナス面が相殺し合うため(米ハイテク株のパニック的な暴落を除けば)これらに振り回されるケースは限定的となりそうです。


よって、本日は3連休中の環境変化リスク、個別物色の二極化の双方に備えるべく、一定の余力維持と手仕舞い条件の徹底、好トレンド持ち株の押し目買い・小動意時の買い増し・一段高での売りすぎ注意...を丁寧にこなしていきたいところ。


※ 「昨日の乱高下で早くも思考が止まりそう・・・」とお感じの方は、ストレス玉の大胆な売却による余力拡充 → 連休中に呼吸を整え、環境の安定感を確認しながら来週以降に再始動を計るイメージで臨んでください。


★ 1570 日経レバ : 21,●●0円付近から21,500円にかけて3-5割を利確する方針を継続。ただし、上記のように米ナスダックの下落トレンド継続に際しても日経先物が底堅さを示しているだけに、ポジション内にこちらや東証主力系の割合が少なめの方は「悩んだら押しは買い増し、利確はセーブ」もおススメ。


☆ 9000番台スポット銘柄 : 11月以降の流動性高めの中小型株狙いとして取り組んだ 9166 GENDA → 5033 ヌーラボ → 7342 ウェルスナビの流れを加速させるべく、本日も押しはターゲットプライスまでを果敢に。


☆ 本日からの新スポット銘柄 : 11月中から予告してきた「12月下旬の中小型株需給の良化」が現実化しています。昨日の日経レバの20,200円での買い増しによるアドバンテージ、年初特有の市場マインドの気迷いムードなどを考慮し、更に踏み込みを強化。


【ウォッチ銘柄】


△ 6890 フェローテック、6613 QDレーザ
チャート底入れ気配を示している旧Sラボ・半導体関連を出直り期待で注目。米ハイテク株動向には要注意。


・ 半導体セクターの成長は必然ですが、日米株価指数の値位置を踏まえれば、現況での長期保有前提での取り組みはリスクも内包。好テクニカル銘柄に絞った数週間スパンでの対応がおススメ。


・ 証券会社は新NISAによる新規顧客の資金拘束しながら、先々の他商品への乗り換え安さを維持するために、高配当銘柄に誘導している節があります。高配当銘柄は安定したマーケット環境でこそ効果を発揮します。米株のバブル崩壊リスク、選挙イヤーなどを踏まえればかなりリスキーの手法。

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