kamioka01のブログ

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■ 午後の戦略 : 重要イベント直前の下落は逃げ腰で!

前場の日経平均は大幅反落。先週末のNY株は上昇していたものの、岸田政権の求心力低下による外資勢の短期的なポジション整理、週初の先物需給の売り傾斜などを足枷に売りが先行。32,541円(-429)まで下落した後、前引けにかけても32,600円付近で軟調に推移。NY連銀総裁の利下げけん制発言を売り材料視する見方もあるようですが、米長期金利・NY株先物ともに騰勢を維持していることから‘後講釈’と捉えるのがスマート。


東証主力株はほぼ全面高。中小型株も覇気はなく、9279 ギフト、6309 巴工業、5248 テクノロジーズ、4592 サンバイオ、3624 アクセルマーク、4166 かっこ、6521 オキサイド、4255 TheCoo、2375 ギグワークス、1730 麻生フォーム、3791 IGポートなどに局所的に資金が流入。


□ 午後の展望 : 先物主導の二段安に要注意


前場の大幅安によるテクニカルと市場マインドの悪化、明日の日銀金融政策決定会合の結果待ちによる実需筋の様子見ムードなどを重石とする軟調地合い継続が本線。寄り前にもお伝えしたように、12月SQ値(32,639円)割れが先物需給の軟化を示唆しているだけに、仕掛け売りによる二段安にも要警戒。


■ 午後の戦略 : 重要イベント直前の下落は逃げ腰で!


メジャーSQ週半ば(火曜・水曜)の騰落がSQ後にも引き継がれやすいように、重要イベント目前の騰落はイベント後に加速しやすい、すなわち、前場の急落が日銀会合後の相場付きの軟化を予兆。よって、3割+アルファの余力維持、手仕舞い条件の徹底などにより日銀会合後の下押しへの備えを優先してください。


もっとも、今月序盤からの日経平均のテクニカル悪化に絡めた注意喚起により相応の下押し対策を整えていただいている方は、ターゲットを絞った仕込みスタンス継続が正攻法。


【ウォッチ銘柄】


△ 1678 NFインド株
インド経済の足元の堅調さや先行き期待を背景に中長期上昇トレンド形成が期待されます。引き続き、押し目買い狙いでケア。


△ 3993 パークシャ、2317 システナ
スイング狙いで継続注視。野村主幹事のギフティ(4449)、TIS(3626)も同様。


▼ 9501 東京電力
先週月曜のコメントで触れたように、月初の上昇はファンダメンタルズを度外視した仕手相場と捉えるのがスマート。仕手相場は流れが良いところだけを摘まむのが正攻法 ≒ 急落中は一旦売却の後、一呼吸おいてから再戦狙いを検討...がおススメ。


▼ 3911 Aiming
寄り前発表の「新スマホゲームの事前登録開始」は不発。250円台のしこり感形成に要注意。

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