おはようございます。

先週末のＮＹ株式市場は反発。ＦＲＢが金融政策を決定する上で最も重要視している個人消費支出物価指数（ＰＣＥデフレータ）においてコア指数が5月の前年同期比＋4.6％から4.1％に軟化。伸び率がコンセンサスを下回った4－6月期雇用コスト指数とともにインフレの減速基調を示唆した他、前日の米10年債金利の4.0％台までの大幅高の反動なども背景に「債券買い（金利低下）株式買い」が進展。

日経先物は前日の（買い事由が手薄な中での先物主導の）上昇の反動により、32,630円（－260）でナイトセッションの取引を終了。よって、本日は売り優勢で寄り付いた後、引けにかけても明日の日銀会合の結果待ちによる実需筋の様子見ムードが蔓延する中、ドル円と先物需給を加減した不安定な推移が予想されます。想定レンジは32,600－33,100円。

リスクシナリオとしては、12月ＳＱ値（32,639円）割れによる先物需給の売り傾斜 → 32,500円割れを念頭に。

★　本日の戦略 ： 日銀会合前の脱力対応！

明日の日銀会合の結果については、‘予想のための予想’としては異次元緩和の修正 → 想定内の結果を受けた「知ったら終い」による買い材料視が本線。ただし、‘売買戦略としての予想’としては「噂で売られ事実で下ブレ」への警戒を怠れない環境です。

よって、本日も３割＋アルファの余力維持・手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を優先しつつ、攻撃面では（１）日経平均の底打ち反騰トレンド入りシフト、（２）中小型株の（期日ラッシュ明けによる）需給良化シフトを並行する構えで対処。

【 ウォッチ銘柄 】　

△　7003　三井Ｅ＆Ｓ、4819　デジタルガレージ、3093　トレファク
押し目買いスイング狙いで継続注視。5715　古河機金、6406　フジテック、6370　栗田工業なども同様。旧Ｓラボ銘柄からは　ＧＥＮＤＡ（9166）、5033　ヌーラボ（5033）を割り切り対象で継続的にケア。

△　3653　モルフォ
24年10月期業績の黒字転換予想を発表。割り切り対象でケア。5248　テクノロジーズ、3452　ビーロット、7111　ＩＮＥＳＴ、8927　明豊エンター、1840　土屋ＨＤ、4446　Ｌｉｎｋ－Ｕなども同様。

<< 戦略の変遷 >>

11月下旬 ： 積極度の一段引き下げ
日米株価指数のテクニカル悪化気配に配慮し、上昇トレンド銘柄の育成を継続しつつ、新規銘柄への派生は極端に厳選。☆★銘柄は　3778　さくらインターネット、5033　ヌーラボが急騰。

12月前半 ： 守備７・攻撃３、引き気味の強気
ＦＯＭＣ前後に絡めた軟勢アップに警戒し、ディフェンス重視策で対応。7003　三井Ｅ＆Ｓが大幅高。

今週の戦略 ： 日経平均・中小型株需給ともに目先の下値不安と先高期待が同居する環境だけに、脇を締めつつも、全体戦略で触れている１・２のバランスに配慮しながら年末年始に向けた仕込み強化へ！

☆　先週末からのスポット銘柄
年末年始のテーマ株・中小型株の再興狙い＋アルファを踏まえ、さくらインターネット（3778）の後継狙いで仕込み開始。年末年始の現値２割高目標！

☆　本日からの新銘柄
東証主力・準主力系へのテコ入れは日銀会合後の相場付きを確認したいため、東証グロース指数のテクニカル良化気配に順じた中小型株のサポートを優先。年初からの～（略）～も強み！

□　いつも下げ相場での対応を間違えてしまう。。。

□　含み損は我慢できる、含み益は我慢できない・・・

□　3か月後のビジョン？考えていない。。。