おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は小幅に反落。10日の3月消費者物価（ＣＰＩ）を前に積極的な売り買いが手控えられる中、先週末の雇用統計を経た景気良化期待と利下げ先送り懸念が交錯。38,900ドル台をコアレンジとする持ち合いに終始。ナスダックも動意に乏しいまま、小幅に続伸。

ＮＹダウ　38,892ドル　－11
ナスダック　16,253　＋5
米10年債利回り　4.421％　＋0.044
為替　151.77円/ドル
日経先物　39,480円　＋90

□　本日の展望 ： 模様眺め ± 先物需給

ドル円の騰勢を背景に昨日のリバウンド基調を引き継いだ39,200－39,600円レンジの推移をベースとしながら、週末のＳＱも絡めた先物需給を加減した推移へ。

★　本日の戦略 ： 体勢の建て直し ＋ アルファ！

2024年のメインシナリオである「ＦＲＢの利下げに伴うリスクマネーの増幅 → 日米株高基調」に大きな変化はありませんが、ＦＲＢの利上げ思惑の浮上による短期的な上値の重さに加えて、下ブレリスクを内包している日経平均のテクニカルなどへの警戒も怠れない環境です。

よって、本日（安値後2日目）も「日経暴落時のセオリー」に沿った直近のテクニカル悪化銘柄群（A）を中心とするストレス玉のポジション縮小にて体勢の建て直しを優先したいところ。

既にリスク管理にメドが立っている積極派の方は、テクニカル維持銘柄群（B）を中心に条件を絞った買い増しによる“逆襲の布石”を丹念に。

★　1570　日経レバ ： 今回の主目的は突っ込み買い。日経高局面での買い増しは★7000番台、☆ 6584　三桜工業を中心視。積極派の方は ☆ 本日からの新スポット銘柄へ。

【ウォッチ銘柄】

△▼　3236　プロパスト
昨日発表の24年5月期第３四半期決算は、経常益が通期予想を超過。昨夕触れたＡＦＣ（2927）などの他、7811　中本パックス、3469　デュアルタップなどとともに割り切り対象でケア。

△　5595　ＱＰＳ研究所、9348　ｉｓｐａｃｅ etc
水曜に米ワシントンで開催される日米首脳会談の議題の一つが「米製ロケットの打ち上げ受託」。直接的な恩恵は少ないものの、思惑買い狙いでケア。