本日の日経平均は続伸。連休中のＮＹ株高を好感した新年マネーの流入加速、先物での売り方の買戻しなどを追い風に寄り付き早々に33,990円（＋612）まで上昇。買い一巡後は良識的な利確売りに押されて13時台に33,600円まで軟化したものの、引けにかけて堅調に推移。東証主力株は買い優勢。ハイテク、機械、薬品セクターが指数高を牽引。

日経平均　33,763円　＋385、Topix　2,413　＋19
日経先物　33,760円、為替　143.72円/ドル
ＮＹダウ先物　37,885ドル　－48

テクニカル ： 10日線からの上放れにより買い方優位の形状を維持。34,000円水準は昨年6月以降の強い上値抵抗帯であるため、明確に抜けきれば35,000円トライが視野に入る一方、利確賛成ムードの起点となる場合には33,000円割れ－アルファの深押しに警戒したいところ。

中小型株は　3696　セレス、3694　オプティム、9793　ダイセキ、7581　サイゼリヤ、3415　T-BASE、6315　ＴＯＷＡ、2780　コメ兵、7719　東京衡機、1447　ＩｔＢｏｏｋ、5870　ナルネット、4424　ＡＭＡＺＩＡ、4011　ヘッドウォータースなどに短期資金が流入。全般的には、日経高に伴う東証主力株への短期資金流入により高安マチマチ。

東証グロース指数のテクニカルは、上下双方に振れ余地を残す不安定な形状を継続。

【ウォッチ＆銘柄】

△　7097　さくらさくプラス
発行数の5.54％の自社株買いを発表。6044　三機サービス、7630　壱番屋などとともに割り切り対象でケア。

△　6556　ウェルビー
勘助氏注力中。年初マネーを味方につけて、終値ベースの昨年来高値を更新。

☆　3687　フィックスターズ
12/15　1,230円　→　12/19　1,332円　＋102　8.2％上昇
年始のテーマ再興（ＡＩ・自動運転・量子関連）狙い。12月下旬1,260円付近での買い増し → 1,300円付近での一部利確 → 1,240円までの調整過程での買い直しセット...と展開中。明日も1,200円台は腰を据えて臨みつつ、1,300円台半ばでは～（略）～！

★　主力2000番台
12/20　744円　→　1/9　792円　＋48　6.4％上昇
米中対立に起因する経済圏の分断＝マーケット規模の縮小、海外企業との競争力確保を目的とする企業の規模拡大志向などを背景に社会全体でＭ＆Ａ案件が増加中。10月下旬の中間決算は前期比23％の減益となりましたが、中小企業の事業継承を促進する24年度からの税制改正も業績底上げ要因として期待される環境です。

12月下旬780円付近にて3割程度を利確 → 年初750円台までの買い直し → 本日790円付近での一部利確...と展開中。明日からの押しは7●0円付近までを買い直すスタンスで臨んでください。

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