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■ NY株展望 11/13-17: 買い優勢 ± リスクイベント

昨日のNY株式市場は3日ぶりに反発。前日のパウエルFRB議長の「ややタカ派寄り発言」に対する過剰反応の反動で買い優勢で寄り付くと、ほぼ一本調子で株価を切り上げ、一日の高値圏で取引を終了。昼に発表された11月ミシガン大学消費者信頼感指数は前月の63.8から60.4に軟化。景気停滞を示唆した一方、5年先のインフレ期待(3.2%、前月3.0%)が 2011年3月以来の高水準まで上昇したものの、株価への悪影響は限定的に。セクター別では金融・ハイテク・景気敏感セクターが指数高を牽引。


ナスダックも反発。主要銘柄が全面高となり、10月高値を更新。


NYダウ 34,283ドル +391
ナスダック 13,798 +276
米10年債利回り 4.612% -0.009
為替 151.51円/ドル
NY原油 77.23 +1.49
日経先物 32,880円 +300


□ テクニカル : 32,327ドル(10/27)から11月序盤34,000ドル超えによる騰勢一服 → 34,000ドル水準での持ち合いによる日柄調整 → 上値模索再開...優位の形状。




米長期金利(10年債利回り)はお伝えしてきた「5.0%水準は上方オーバーシュート」の反動により上値の重い構図。直近のインフレ関連指標も踏まえれば、4.5%水準では底堅さを示す一方、4.75%水準では上値の重い展開が予想されます。




【主な政治・経済イベント】
11/14(火)米10月消費者物価(CPI)、決算:ホームデポ
11/15(水)米中首脳会談、米10月小売売上高、生産者物価(PPI)、11月NY連銀製造業景気指数、決算:シスコ
11/16(木)米11月FF連銀製造業景気指数、決算:ウォルマート、AMAT
11/17(金)米連邦政府つなぎ予算の期限


■ NY株展望 : 買い優勢 ± リスクイベント


テクニカル調整を経て騰勢を強めつつあるテクニカル主導の堅調地合いをベースとしながら、米中首脳会談、10月CPIを中心とするマクロ指標や小売り大手の決算、週末に期限を迎えるつなぎ予算の行方などのイベントリスクを加減した推移へ。想定レンジは33,900-34,800ドル。


・ 米10月CPI、PPI : 8,9月同様の高めの伸び率、インフレ長期化示唆 → 株安要因としてケア。


・ 米中首脳会談 : 既に両国間で何かしらの妥協点を見出しているとみるのがスマート。(さほどの見どころがないまま)ご祝儀的な上値追いに期待。


・ 米10月小売り売上高 : 9月までの3か月連続での前月比プラスの流れを引き継ぐ良好な内容 → 株価のサポート要因化が本線。小売り大手ホームデポ、ウォルマートの決算の全体需給への影響は単発的かつ限定的となりそうです。


・ 米連邦政府つなぎ予算の期限 : 10月の前代未聞の下院議長の解任、トランプ派の新議長選出...の経緯を踏まえれば、恒例となっている双方のポジショントークによる茶番劇 → 株価の下押し要因として要警戒。※ 今週の売買戦略でも触れますが、来週前半に比べて後半は慎重度を高めた対応が正攻法となりそうです。


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