本日の日経平均は大幅続伸。先週末の大幅高によるテクニカルと市場マインドの改善、ハイテク主導のＮＹ株高などを追い風に9時台に節目の36,500円を突破。利益確定売りに押されて11時ごろには36,300円付近まで軟化する場面もあったものの、引けにかけては再度騰勢を強め、一日の高値圏で取引を終了。東証主力株はハイテク・自動車・機械など外需系を中心の概ね堅調。

日経平均　36,546円　＋583、Topix　2,544　＋34
日経先物　36,610円、為替　148.03円/ドル
ＮＹダウ先物　38,101ドル　＋56

日経平均のテクニカルは、直近安値35,371円（1/18）での短期調整完了 → 上値模索トレンド回帰...優位の形状。明日もギャップアップ（窓空け上昇）となる場合には‘目先天井’形成にも要警戒。下値は35,000円台半ばが強めの抵抗帯として意識されます。

中小型株は　2767　円谷フィールズ、3655　ブレインパッド、3697　ＳＨＩＦＴ、9517　イーレックス、9519　レノバ、5384　フジミインコーポレーテッド、3932　アカツキ、3328　Ｂｅｅｎｏｓ、2930　北の達人、3446　Ｊテック、4449　ギフティ、5255　モンスターラボ、7342　ウェルスナビ、5574　Ａｂｅｊａ、4433　ＶａｌｕｅＮｅｘ、4493　サイバーセキュリティ、4488　ＡｉＩｎｓａｉｄｅ、4417　グローバルセキュリティ、3479　ＴＫＰ、7317　松屋Ｒ＆Ｄなどに短期資金が流入。

東証グロース指数のテクニカルは5日ぶりの10日線超えにより、短期底打ち完了 → 反騰トレンド入りが期待される格好。

【ウォッチ＆銘柄】

△　6228　ＪＥＴ
先週木曜に取り上げた「流動性高めの好トレンドスタンダード３銘柄」からは、テラプローブ（6627）に続いてジャパンエンジン（6016）が離陸。引き続き、押し目買いスイング狙いで注目。

△▼　9166　ＧＥＮＤＡ、3856　Ａｂａｌａｎｃｅ、6573　アジャイル
引け後のＩＲに絡めた割り切り対象でケア。

★　2127　日本Ｍ＆Ａセンター
米中対立に起因する経済圏の分断＝マーケット規模の縮小、海外企業との競争力確保を目的とする企業の規模拡大志向などを背景に社会全体でＭ＆Ａ案件が増加中。10月下旬の中間決算は前期比23％の減益となりましたが、中小企業の事業継承を促進する24年度からの税制改正も業績底上げ要因として期待される環境です。

先週750円付近を買い向かった後、本日の久しぶりに動意。ここからは順張り（堅調時の強気継続、軟調時の慎重策）も念頭に。

☆　7000番台スポット銘柄
会員サークルでは、今月半ばに大幅高となったフィックスターズ（3687）、ＧＥＮＤＡ（9166）からの乗り換えを念頭に先週火曜からご提案。12月参戦時にはは短期3割高を達成しましたが、今回も先週水曜1,680円まで買い増しをかけた後の本日1860円超えにより、まずは６％超の上昇に。

そして・・・、引け後には、23年12月期経常益予想の大幅上方修正（2.16億円→5.23億円）を発表！明日の続伸時は売りすぎに注意しながら利確を進めつつ、押しがあれば1,7●円までを買い直す方針です。

☆★新規買い対象は、☆ 5000番台、☆本日買い条件に達成ていない新銘柄を含めて４銘柄に集約中。

■　後記 ： 本日の横並びの上昇により、テクニカル形状が似通った銘柄が急増しています。せっかく利確しても、近似テクニカル銘柄に乗り換えるのは‘非効率’なばかりか、‘高値掴みリスク’を高めてしまいます。よって、（A）とりあえず利確 → 気になる銘柄を買う...ではなく、（B）利確後の対応（押し目買い直し・テクニカル形状も意識した乗り換え先の決定）をイメージ → 利確...がおススメ。

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