本日の日経平均は大幅反発。前日のＮＹタイムのドル円高と米ハイテク株高の二重の追い風を背景に9時台に36,076円（＋610）まで上昇すると、引けにかけても35,900円台を中心に堅調に推移。日経平均のテクニカルは終値での5日線超えにより、前日安値35,371円での短期調整完了期待が浮上。

東証主力株は買い優勢。ただし、8035　東京エレク、6857　アドバンテストの2銘柄が日経平均を277円押し上げる一方、東証プライムの43％の銘柄が前日比マイナス引けとなったように、日経先物主導の日経高の様相。

日経平均　35,963円　＋497、Topix　2,510　＋17
日経先物　36,000円、為替　148.24円/ドル
ＮＹダウ先物　37,637ドル　－22

■　後記 ： 今週の展望にて「高値持ち合い優位も波乱含み、想定レンジは35,000－35,900円」と予想した日経平均（終値）は、想定内の強めの経緯となる35,3400円から35,900円台で推移。

来週は火曜の日銀会合の結果、米国では週末の12月個人消費支出インフレ指標（ＰＣＥデフレータ―）が注目イベントなり、これらの結果次第では（連日のテクニカル分析でお伝えしている）持ち合い後の上値追い再開も期待されます。

ただし、本日の日経高において東証プライム全体の43％がマイナス引けとなった事からも売買難易度は高い状況が続くと予想される他、シンプルな地合い悪化リスクも継続しているだけに、週末中にビジョンと戦略をしっかりと整えて来週のマーケットに対峙したいところです。

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