本日の日経平均は続伸。前日のＮＹ株高に加えて、12月配当取りやお化粧買いを含む実質的な年内最終取引日なりの特殊需給の買い傾斜を背景に買い優勢で寄り付くと、10時台に33,755円（＋449）まで上昇。引けにかけては利確売りが重石となったものの、33,700円を挟んで堅調に推移。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心にほぼ全面高。

日経平均　33,681円　＋375、Topix　2,365　＋26
日経先物　33,600円、為替　142.67円/ドル
ＮＹダウ先物　37,902ドル　＋8

日経平均のテクニカルは、（明日の配当落ちを踏まえれば過信は禁物ですが）窓空け陽線により騰勢を増す格好。

中小型株は　☆7342　ウェルスナビ、5616　雨風太陽、7073　ジェイック、4592　サンバイオ、4393　バンクオブイノベーション、5574　ＡＢＥＪＡ、2998　クリアル、4438　Ｗｅｌｂｙ、7794　ＥＤＰ、7717　ブイテク、9517　イーレックス、4776　サイボウズ、3903　ｇｕｍｉ、4587　ペプチドリーム、6228　ＪＥＴ、6227　ＡＩメカテック、2338　クオンタムなどに短期資金が流入。東証グロース指数のテクニカルは、10日線からの上抜け気配が12月安値からの反騰第二波入りを示唆。

【ウォッチ＆銘柄】

△　2164　地域新聞社
24年8月期第1四半期経常益は中間期予想を超過。4593　ヘリオス、7725　インターアクション、6232　ＡＳＣＬ、4564　OTSなどとともに割り切り対象でケア。

△　5033　ヌーラボ、1893　五洋建設、4055　Ｔ＆Ｓ
テクニカル良化気配を強めている旧Ｓラボ銘柄をランダムに。

☆　7342　ウェルスナビ　
12/18　1,500円　→　12/27　1,961円　＋461　30％上昇
会員サークルでは買い直しが効きにくいままの一段高を踏まえ、ご提案としては「本日中の利確完了」としました。短期的には過熱感も顕著ですが、新ＮＩＳＡ関連としての物色余地を内包しているだけに、（投入資金は減額したうえで）押し目買いスイング狙いで継続注視。

■　後記 ： 今晩のＮＹタイムの日経先物に異変がなければ、明日も「好トレンド銘柄 ＆ 期待銘柄のみで年越し！」を念頭においたストレス玉の縮小を優先。週末の大納会は日経（先物）こそ上下に振れる可能性を残しますが、個別全般に買いが拡散する可能性は低いため、年内売却を決断したものについては株価に固執せずにポジション縮小を計ってください。年始の市場環境の悪化には３割程度の余力確保でケア。
攻撃面では、日経平均（先物）の騰勢アップに対しては（個々の東証主力株ではなく）最大公約数として日経レバで備える構えを継続。

中小型株における「高値期日明けラッシュによる需給改善 ＆ 年初物色の盛り上がり」には、流動性高めの好トレンド銘柄を中心にテーマ性を分散した仕込みスタンスで対応。テクニカル良化銘柄が急増していますが、リスクが分散されずに売買難易度だけが上がってしまう近似テーマ・近似テクニカルの重複保有には要注意。

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