■　今週の展望 ： テクニカル調整完了後の上値模索 ± 米リスクイベント

日経平均は10月下旬の31,000円割れによる下方オーバーシュート → 11月序盤の反動高 → 先週のテクニカル調整...と推移。

今週も米重要イベント（米中首脳会談、物価指標、つなぎ予算の審議など）を睨みながらとなりますが、テクニカルと市場マインドの良化に加えて、通期業績予想の上方修正が散発した国内主要企業の決算（業績相場）、裁定買い残の急減（9/15　1.51兆円 → 10/27 3,984億円）による潜在的買いバイアスの高まりなどを追い風とする堅調地合いが予想されます。

想定レンジは32,400－33,40円。

波乱要因としては米イベント、特に火曜の米10月消費者物価（ＣＰＩ）、週末に期限を迎える米つなぎ予算を巡る議会動向に起因する下押しに警戒。16日（木）開催予定の日中首脳会談に関しては実入りの欠しい結果による無風通過が本線。

中小型株動向 ： 東証主力・準主力物色の継続により、好材料銘柄や好テクニカル銘柄を除いては「日経ーアルファ」トレンドの継続が本線。

<< 主な決算 >>
11/13（月）8869　明和地所、2150　ケアネット、2433　博報堂、2767　円谷フィールズ、2931　ユーグレナ、3652　ＤＭＰ、4180　Ａｐｐｉｅｒ、4385　メルカリ、4776　サイボウズ、5035　ＨＯＵＳＥＩ、6095　メドピア、6227　ＡＩメカテック、6871　マイクロニクス、9449　ＧＭＯ、3902　ＭＤＶ、4488　ＡＩ Ｉｎｓｉｄｅ、7744　ノーリツ鋼機、8411　みずほ、3993　ＰＫＳＨＡ、7078　ＩＮＣＬＵＳＩＶＥ、6556　ウェルビー

11/14（火）6890　フェローテック、5852　アーレスティ、6613　ＱＤレーザ、5258　トランザクション、3556　リネットＪ、4631　ＤＩＣ、8750　第一生命、3042　セキュアヴェイル、3661　エムアップ、3962　チェンジ、4165　プレイド、4344　ソースネクスト、4392　ＦＩＧ、4395　アクリート、4449　ギフティ、5019　出光興産、8316　三井住友ＦＧ、9553　マイクロアド、3858　ユビキタス、4324　電通、6254　野村マイクロ、1447　ＩＴＢＯＯＫ、2158　Ｆｒｏｎｔｅｏ、3856　Ａｂａｌａｎｃｅ、8306　三菱ＵＦＪ

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