おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は反落。前日終値水準での持ち合いの後、午後のＩＭＦ主催の討論会におけるパウエルＦＲＢ議長の発言を受けて、金融引き締め長期化懸念が再燃。米長期金利が前日の4.49％水準から4.64％台まで急騰すると、ハイテク株を中心に幅広く売りが波及。低調な結果となった30年債入札も足かせに。ナスダックは10日ぶりに反落。

日経先物は32,870円まで上値を伸ばした後、ＮＹ株安に追随して32,500円水準まで軟化。

ＮＹダウ　33,891ドル　－220
ナスダック　13,521　－128
米10年債利回り　4.635％　＋0.128
為替　151.37円/ドル
ＮＹ原油　75.74　＋0.41
日経先物　32,520円　－80

□　本日の展望 ： 上昇トレンド内の上下 ± 先物需給

ＮＹ株安に加えて、ソフトバンク（9984）、ソニー（6758）の決算を嫌気した軟調スタート後、引けにかけては上昇トレンド内の持ち合いによるテクニカル調整（日柄調整）への移行が本命視されます。ＳＱ通過後の先物主導のブレも念頭に。想定レンジは32,300－32,600円。

<< 主な決算 >>
11/10（金）5702　大紀アルミ、1808　長谷工、3099　三越伊勢丹、3393　スターティア、3926　オープンドア、4028　石原産業、4169　ＥｎｅＣｈａｎｇｅ、4475　Ｈｅｎｎｇｅ、4680　ラウンドワン、4911　資生堂、5302　日本カーボン、5707　東邦亜鉛、6036　ＫｅｅＰｅｒ技研、6481　ＴＨＫ、7186　コンコルディア、8377　ほくほくＦＧ、8473　ＳＢＩ、9229　サンウェルズ、5759　日本電解、3625　テックファーム、5038　ｅＷｅＬＬ、8035　東京エレク、9227　マイクロ波化学、8308　りそな、5240　ＭｏｎｏＡＩ、9348　ｉｓｐａｃｅ

★　本日の戦略 ： “逆襲狙いの手順”を丁寧に！

ＮＹタイムの日経先物に異変はないため、（１）３割前後の余力維持、ストレス玉の縮小により週末リスク・31,800円水準までの値幅調整に備えながら、（２）押し目買い・上昇時の売りすぎ注意により32,000円台半ばでの持ち合い後の上値追い再開...をケア。

ターゲットは、東証主力・準主力に加えて、デーラー筋に好まれやすい時価総額の大きい中小型株をポジションの中核に据える“逆襲の第二段階”シフトを継続。

※　物色の二極化リスクに対応した個々の手仕舞い条件の設定と徹底、決算目前銘柄のポジション縮小などはそのまま。

【ウォッチ銘柄】

△　5253　カバー
昨日引け後の決算を受けて、ＰＴＳは2,598円（－158）で取引を終了。本日の地合い軟化》を踏まえれば強引な勝負は避けたいだけに、昨夕触れたイメージでの対応がおススメです。

△　2820　やまみ、6016　ジャパンエンジン、6358　酒井重工、7088　フォーラムエンジニア、7482　シモジマ
昨夕触れたセレンディップ（7318）などとともに割り切り対象でケア。

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