前場の日経平均は反発。実質的な年度末による売り需要を、配当狙いを含む買い需要やドル円の騰勢を受けた先物買いが凌駕。11時過ぎには40,804円（＋406）まで上昇。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に概ね堅調。

中小型株は　8061　西華産業、8217　オークワ、147A　ソラコム、143A　イシン、4425　Kudan、4814　ネクストウェア、8746　第一商品、6775　ＴＢなどに短期資金が流入。

□　午後の展望 ： 買い優勢

買い優勢で推移している実質年度末需給を追い風とする40,600－40,900円レンジの推移が本線。先物での仕掛け買いによる41,000円トライも楽観シナリオとして念頭に。

■　午後の戦略 ： 東証Ｇ系ＡＩ関連は要注意

好トレンド銘柄から的を絞った強気スタンスを継続。週末の米2月ＰＣＥデフレータを意識した「2,3割の余力確保」、個別の手仕舞い条件の徹底もそのまま。

※　「ＡＩ関連が3月前半のように横並びで買われる可能性は極めて低い」を念頭に、特に特に東証グロース系ＡＩ関連に関しては部分売却による体勢の建て直しを進めていただくのがおススメ。

●　8308　りそなＨＤ ：先週900円台後半で5割＋アルファを利確 → 昨日（910円までの押し目買い直し提案中の）920円台までの調整過程で一定数を買い直し → 本日 990円付近での一部利確...と展開中。

引き続き、割安是正、政策保有株関連、金利正常化＋アルファを念頭に「9●5円までの押し目買い直し」を優先。

☆　3687　フィックスターズ ： 勝ち組AＩ関連は肩の力を抜いて対応。