東京市場(3/13) 5日線の上値抵抗感が「需給不安継続」を示唆
本日の日経平均は続落。米2月消費者物価発表後のNY株とドル円の騰勢を追い風に買い先行で寄り付くと、9時台に39,147円(+350)まで上昇。しかし、テクニカル要因(5日線の上値抵抗感)に加えて、トヨタなど大企業の大幅賃上げが来週の日銀会合でのマイナス金利の解除を後押しするとの見方から、後場寄り早々に38,452円(-344)まで下落した後、引けにかけては38,700円を挟んで持ち合う展開に。東証主力株は売り優勢。
日経平均 38,695円 -101、Topix 2,648 -9
日経先物 38,350円、為替 147.55円/ドル
NYダウ先物 39,023ドル -9
テクニカル : フィボナッチ級数(0.382)を用いた調整メドは、(1)2月36,000円水準を基準とした場合は38,500円近辺、(2)年初の33,000円水準を基準とした場合は37,500円近辺。
本日は38,500円に一定の下値抵抗感を示したため(1)抵触後の反騰トレンド入り期待は継続しているものの、5日線への上値抵抗感が(2)リスクの継続を示唆。
中小型株は 3778 さくらインターネット、6047 Gunosy、7092 FFJ、3443 川田テクノロジーズ、2585 ライフドリンク、7022 サノヤス、2330 フォーサイド、4970 東洋合成、4425 Kudan、4890 坪田ラボ、5246 Elementsなどに短期資金が流入。
【ウォッチ銘柄】
△▼ 7097 さくらさくプラス
24年7月期経常益予想を5.52億円から6.5億円に上方修正。3921 ネオジャパン、2270 雪印メグミルク、5889 JEHなどとともに割り切り対象でケア。
■ 後記 : 底打ちサインとしている「3日程度の騰勢継続」は2日目にして脱落。明日も(1)38,500円を底値水準とする反騰トレンド入りシフトを優先しつつ、(2)37,500円付近までの一段安への備え も抜かりなく。
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